西洋占星術では運気の良い星がどの星座にあるかで決まるといい、来年はかに座の運勢に太鼓判を押した。「お笑い芸人ではコットンの西村(真二)が良すぎるんですよ。彼はかに座のゾーンに星が集中している時間に生まれていて。今年は天下取るんじゃないかなと思っています。以前、会った時に母子手帳を見てもらって生まれた時間がわかったので判明したんです。今年の後半から来年にかけて上がってくるので、すごい売れ方すると思います」と予想した。
他にも同期のシソンヌじろう、昨年末の大宮セブン占いでトップに挙げたジェラードンのアタック西本らも良しとし「シソンヌじろうはめちゃくちゃいいですね。西本は昨年(米国の)ゴットタレントに出る前から海外に行くと言っていたんです。彼は海外のゾーンに星がきているので。本人には『誰かに聞いたでしょ?インサイダーでしょ?』と言われましたけど、違います。自分、芸人の友達とかもいないので孤独ゆえの信ぴょう性があるので(笑い)。彼は海外でバズると思います」。
若手芸人では2人ともかに座のコンビ、ネイチャーバーガーや、昨年のM-1グランプリで2年連続準決勝進出を果たした豪快キャプテンの山下ギャンブルゴリラも運勢が良いという。
「今年は7月10~17日くらいに生まれた人がおおむね運気が良いんですよね。これは一般の方にも当てはまります。有名人だとすでに売れっ子ですが、SixTONESの森本慎太郎さんだったり、乃木坂46の久保史緒里さんとか。あとは柔道女子の阿部詩さんも。今年は五輪はないので、どういう出方をするかわからないですが良い運気です」と力を込めた。
占いや都市伝説好きの間でささやかれていることも明かした。「今年は『何かある』と前々から言われている年なんです。おひつじ座の中に海王星と土星というあまり良くないとされる星が同時に入る珍しい年で、これが前回起こったのが江戸時代。その時に元禄地震が起きているんです。なので地震が起こるのではないかと言う人がよくいますが、僕はそうではなくて、世の中の人それぞれの夢が大きく変わったり、努力をしなきゃと意識が変わったり、そういうことが起きる年だと思っています。そうした行動をして良い方向にいきやすいのが3月生まれのおひつじ座の方です。3月21日、22日、23日あたりの方であればなおさら良いですね」。
時代が大きく変わる1年となる可能性が高いという2025年。ますかたは「おひつじ座ではない場所で海王星と土星が重なったのが1989年。このときは東西冷戦だったり、昭和の時代も終わった年です。今年も何か制度が見直されたり、新しいものが始まったりするのではないかと思います」。
ますかたは、普段は劇場の特設ブースなどのほか、東京・原宿の占い館「塔里木(タリム)」で勤務することもある。一般客の運勢も見ており「テレビなどに出ている占い師の方はたくさんいると思いますが、なかなか一般の方も占ってもらえる人は少ないと思います」と“会いに行ける占い芸人”を自負している。
マヂカルラブリー野田クリスタルのR-1グランプリ優勝前の的確なアドバイスや、独身芸人の結婚運勢を占うランキングで1位、2位としたコマンダンテ石井輝明とコットン西村真二がその後に相次いで結婚するなど実績は十分で「今年の運勢、もっとお話を聞きたいなという方は、劇場か占いの館でぜひお会いしましょう」と呼びかけた。