【J2昇格プレーオフ】松本が後半に追い付いて決勝へ 同点弾に高橋祥平「応援してくれた魂のゴール」

<J2昇格プレーオフ:松本1-1福島>◇1日◇準決勝◇サンアル

今季J3で4位の松本山雅FCと同5位の福島ユナイテッドFCがぶつかったJ2昇格プレーオフ準決勝は、1-1のドローに終わり、リーグ上位の松本が決勝に進出した。

試合は早いタイミングで動いた。前半10分、福島は左サイドを突破したFW森晃太(27)の低いクロスをFW樋口寛規(32)がニアでうまく合わせて流し込んだ。

しかしホームの声援に押された松本も、後半20分に待望の同点弾を決める。FW菊井悠介(25)の右CKからDF野々村鷹人(26)が頭で合わせたシュートはゴールライン上DFにはじかれるも、最後はDF高橋祥平(33)が蹴り込んでネットを揺らして追い付いた。

試合はそのままタイムアップ。引き分けの場合はリーグ上位チームが勝ち上がる規定により、松本がカターレ富山との決勝(7日、富山)に駒を進めた。

勝ち上がりにつながる同点弾を決めた高橋は「サポーターが応援してくれた魂のゴール。選手は昇格しか考えていない。次の試合に必ず勝ってJ2昇格して、来季はJ2でやりたい」とあと1勝に迫った昇格への意欲を語った。