42年の時を経て同じレコード会社に…兄・鳥羽一郎&弟・山川豊、待望の兄弟デュオ実現

  • デュエット曲「俺たちの子守唄」のジャケット

<情報最前線:音楽>

鳥羽一郎(72)と山川豊(66)の兄弟歌手が4日に、初めてのデュエット曲「俺たちの子守唄」を発表する。ふるさとの風景や、両親への思いなどを熱く歌い上げる。鳥羽の長男でシンガー・ソングライター木村竜蔵(36)が作詞作曲した。山川が昨年、鳥羽と同じレコード会社の日本クラウンに移籍したことで、待望の兄弟デュオが実現。ファミリーの絶妙に息の合った作品だ。【笹森文彦】

★兄弟ならではの掛け合い

「俺たちの子守唄」(作詞作曲=木村竜蔵、編曲=遠山敦)は、大都会で生きる兄弟が、ふるさとと両親への思いを歌い上げる。鳥羽と山川のふるさとは三重県鳥羽市。リアス海岸が美しい港町だ。「はためいた大漁旗」「岩を打つ波しぶき」「海女小屋の笑い声」「8月のせみ時雨」「潮風に戯れるカモメ」…。歌詞にちりばめられた数々の“音”が子守唄だ。

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