ヘンリー王子とメーガン妃夫妻は「災害観光客」58歳の米女優が非難

  • ロサンゼルスの山火事で被害を受けた街の様子(ロイター)
  • 山火事で延焼した車と家(ロイター)
  • マクドナルドに燃え移った火を消そうとする消防士(ロイター)
  • 大規模火災の被害を受けた米カリフォルニア州パシフィックパリセーズ
  • 9日、米ロサンゼルス西部パシフィックパリセーズで、山火事により破壊された家屋(ゲッティ=共同)
  • ヘンリー王子(ロイター)

1980年代のドラマ「ファミリータイズ」で一躍ブレイクした米女優ジャスティン・ベイトマン(58)が12日、ロサンゼルス近郊で発生した山火事で甚大な被害が出た北東部アルタデナ地区のイートン火災現場を訪問した英国のヘンリー王子(40)とメーガン妃(43)夫妻を「災害観光客」だと非難した。

夫妻は10日、支援物資と食料を届けるため被災地をサプライズ訪問。被災地近郊のパサデナ市に設置された災害時に温かい食事を提供する非営利組織ワールド・セントラル・キッチンを訪れ、創設者でシェフのホセ・アンドレス氏やパサデナのゴードン市長らと対面する様子がメディアで報じられた。

市長によると、夫妻は被災現場にも足を延ばして焼け崩れたいくつかの家屋を見て回り、被災者家族とも交流したといい、「友人や隣人のことをとても気遣う思いやりのある方々」「救急隊員の士気を高めてくれた」と称賛していた。

マスク姿でアンドレス氏とハグをしたり、市長と談笑する姿が撮影された夫妻について、ベイトマンはX(旧ツイッター)で「救急車を追跡する人と同レベル」と批判。「彼らは政治家なの? ここの住民ではなく、観光客。災害観光客よ」つづり、関係者らとの写真撮影は不快で無神経だとめった切った。

当局によると、12日朝までに西部のパシフィックパリセーズとイートン火災の2件を合わせて1万棟あまりの建造物が焼失し、確認された死者は少なくとも24人にのぼっている。また、行方不明者も多数いると伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)