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紙面企画

データdeW杯

データdeW杯

今大会で20回目を迎えるW杯。おもわず「へぇ〜」とうなってしまうW杯関連のトリビア、試合観戦に役立つ豆知識などを日刊スポーツ独自の視点で紹介する「データ de W杯」。

「外国籍監督はVなし」の法則


 おもわず「へぇ~」とうなってしまうW杯関連のトリビア、試合観戦に役立つ豆知識などを日刊スポーツ独自の視点で紹介する「データ de W杯」。第1回は「優勝国=自国監督」の法則です。

 今大会で20回目を迎えるW杯。過去19大会の優勝監督は、すべて自国出身者というデータが残る。準優勝国の監督も、外国籍は58年大会にスウェーデンを率いたイングランドのレイナー監督と、78年大会のオランダを指揮したオーストリア人ハッペル監督の2例だけ。イタリア人の日本代表ザッケローニ監督が優勝すれば史上初の快挙となる。

 優勝を経験した8カ国はいずれも名選手だけでなく、名将も多数輩出してきたサッカー先進国。選手と監督の双方が世界基準の国でなければ、優勝は望めないことを過去の歴史が物語っている。日本の場合、香川や本田など、欧州のトップクラブで活躍する選手は増えたが、海外の主要リーグで指揮したことのある日本人監督はまだいない。経験豊富な外国人指揮官に頼らざるを得ないのが現状だ。

 代表チームはクラブと違い活動期間が限られる。必然的に選手と監督が会話する時間も少なくなる。外国人監督だと言葉の違いもあり、微妙なニュアンスが伝わらない恐れもある。「外国人監督Vなし」はそうした背景も想像させる。W杯の歴史に、ザックジャパンは挑もうとしている。【石川秀和】

















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