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紙面企画

Ola! WorldCup

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毎週水曜日の紙面ブラジルW杯ワイド特集「Ola! World Cup」に掲載された特集記事を余すとこなくお届けします。

ブラジルW杯ベストゴールTOP10


 1カ月間に及ぶサッカーの祭典、W杯が幕を閉じた。W杯特集ワイド面の最後を飾るのは、大会を彩ったゴールの花火だ! 全64試合で生まれたゴール数は171点。ハメス・ロドリゲス(コロンビア)のスーパーシュートもあれば、ケーヒル(オーストラリア)のビューティフルボレー、金字塔となるクローゼ(ドイツ)の一撃もあった。そこで日刊スポーツは話題のゴール、ベスト10を選出。あの興奮をもう1度、ここで味わいたい-。

<1位:胸トラップから左足/ハメス・ロドリゲス(コロンビア)>

 「ハメスの左足ミドル」が今大会のベストゴール。ゴールに背を向けて胸でボールをトラップすると、体をターンして利き足の左足を振り抜いた。23歳のMFは得点王となる今大会6ゴールの活躍で一気にスター選手の仲間入り。端正な顔立ちで日本人のファンも急増中。

<2位:「フライング」ヘッド/ファンペルシー(オランダ)>

 前回の南アフリカ大会決勝の再戦となった試合で、オランダのエースFWが空を飛んだ。空中で体をえび反るようにして首を振りヘディング。GKカシリャスの頭上にアーチをかけた。この芸術ヘッドを、庭に出てまねするオランダ人が続出したという。

<3位:無回転インサイドFK/ダビド・ルイス(ブラジル)>

 今大会初の「無回転FK弾」だった。ゴールまでの距離はおよそ30メートル。右足インサイドで蹴られたボールは、揺れて落ちるような軌道でゴール右上隅に刺さった。ゴール後はアフロヘアを振り乱し、コーナーフラッグを蹴って喜びを大爆発させた。

準々決勝 後半24分、直接フリーキックを決めるブラジルDFダビドルイス

<4位:史上初!! 途中出場で優勝ボレー/ゲッツェ(ドイツ)>

 フレッシュな22歳が決めた。W杯の決勝で途中出場の選手が決勝点を決めたのは史上初となった。今大会は交代選手の活躍が目立ち、途中出場選手によるゴールは史上最多の32点。最後の決勝で途中出場のゲッツェが挙げた得点は今大会を象徴していた。

左足ボレーで決勝ゴールのゲッツェ、右はアルゼンチンGKロメロ(撮影・PIKO)

<5位:後半ロスタイム決勝点/メッシ(アルゼンチン)>

 0-0で引き分けかと思われた後半46分。エースが最後のチャンスをものにした。後半ロスタイムの1-0決勝ゴールは史上4人目の珍しいケースとなった。ゴール後はおなじみの「おしゃぶりポーズ」で喜びを表現。この一撃でチームは決勝T進出決定。

<6位:歴代最多ロナウドに並ぶ/クローゼ(ドイツ)>

 新記録達成時よりも「らしく」ワンタッチで仕留めた。W杯通算15得点目でロナウド(ブラジル)の最多記録に並んだ。ゴールまでの距離は約1メートル。15ゴールの平均距離は5・7メートルで、10・1メートルのロナウドと比べ、よりゴールの近くで仕事をしてきた証拠。

<7位:ドリブルから左足一閃/シャキリ(スイス)>

 左足の豪快ミドル弾を口火にW杯通算50回目のハットトリックを達成した。アルゼンチンのFWメッシと同じ身長169センチで利き足も同じ左。背番号はメッシが10、シャキリが23と違うが、背番号23の選手がW杯でゴールを決めたのは初めてだった。

<8位:左足ダイレクトボレー/ケーヒル(オーストラリア)>

 右サイド浅い位置からのクロスにファーサイドで左足ダイレクトボレー。W杯3大会連続5ゴール目となった34歳のベテランFWは、コーナーフラッグをパンチするおなじみのポーズで喜びを爆発させた。「僕のキャリアでのベストゴール」と自画自賛。

<9位:歴代5位29秒スピード弾/デンプシー(米国)>

 開始わずか29秒。W杯歴代5位のスピードゴール記録となった。前半33分には接触プレーで顔面を蹴られ、鼻から出血。しかし、その後もまったく影響は感じさせず、闘志あふれるプレーを続行。2-1の勝利に貢献し、主将としての役割を果たした。

<10位:GLT判定初ゴール/バジャダレス(ホンジュラス=オウンゴール)>

 今大会から導入された最新技術「ゴールラインテクノロジー(GLT)」が初めて有用性を示した。肉眼で見る限り判定の難しい場面だった。主審は1度「ノーゴール」としたが、すぐさまGLTが反応。「GOAL」。フランスの得点が認められた。

















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