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紙面企画

事件記者清水優 ブラジル体当たり

事件記者清水優 ブラジル体当たり

◆清水優(しみず・ゆたか)1975年(昭50)生まれ。38歳。東京外大ポルトガル語学科卒。98年入社。静岡支局、文化社会部、朝日新 聞社会部警視庁担当を経て、文化社会部に帰任。事件、事故など中心に行き当たりばったりながら体当たりで取材。体重95キロ。

ナタル「太陽の町」なのに…PV雨で中止


 【ナタル14日(日本時間15日)】レシフェから北に約280キロのリオグランデ・ド・ノルテ(RN)州ナタルでは、前日から降り続いた雨のため、市街中心部などの幹線道路が冠水し、PVが中止になった。日系人らは市内のレストランで応援イベントを予定していたが、危険と判断して開催を見合わせた。

 福岡出身で、英国人の夫と8年前からブラジルで暮らす中村恵美子さん(43)は日系人団体「RN州日伯文化協会」と合同で、応援イベントを半年がかりで準備してきた。しかし、あいにくの豪雨でイベントは中止になった。「8年暮らして、こんな雨は何度かはあったが、なぜよりによってW杯の時に」と肩を落とした。イベントは、試合開始の約3時間前に中止となった。

 雨期を迎えたナタル市内では、市内で土砂崩れが発生。一部道路が通行止めとなった。車が水没して立ち往生する事故も相次いだ。

 現地の天気予報では、ギリシャ戦が行われる前日の18日(現地時間)まで雨が降り続く見通しだ。中村さんは「ナタルは本来、1年で晴れの日が300日以上の『太陽の町』。『日出づる国』の日本にはホームみたいなものでしょう」と笑顔。「てるてる坊主を作って待ってます」と次戦からの巻き返しに期待した。雨降って地固まる。ブラジルで暮らす日本人は、サムライジャパンの奮起を願っていた。

















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