◆紙面企画
事件記者清水優 ブラジル体当たり
◆清水優(しみず・ゆたか)1975年(昭50)生まれ。38歳。東京外大ポルトガル語学科卒。98年入社。静岡支局、文化社会部、朝日新 聞社会部警視庁担当を経て、文化社会部に帰任。事件、事故など中心に行き当たりばったりながら体当たりで取材。体重95キロ。
退職して来たのにガックリ
<W杯:日本1-4コロンビア>◇1次リーグC組◇24日◇クイアバ
サンパウロのブラジル宮城県人会会館では、日系人と日本人サポーターが、日本代表のコロンビア戦を応援した。特設の大型スクリーン前に約50人が集まった。
宮城県人会会館には毎日20人前後の日本人サポーターが寝起きし、応援の拠点になっている。名古屋市中村区から仕事をやめて来た柴田けいきさん(30)もその1人。貯金はないが、FX投資で稼ぎながら滞在している。「日本代表は完全に力負けだった。どこまで日本のレベルが上がっているか楽しみだったが残念」と話した。米国留学中の東大大学院生小林瑞紀さん(23)は「パスサッカーの限界。もっとコンタクトに強い選手をつくらないと日本は勝てない」とがっくり。試合終了のホイッスルとともに、スーツケースを引いて空港へ向かった。