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おうちで過ごすクリスマスにぴったりな映画 厳選10本

ハリウッドでは「クリスマス・キャロル」(1939年)や「素晴らしき哉、人生!」(1946年)など古くからたくさんのクリスマスを題材にした名作が作られていますが、おうちでクリスマスを過ごすのにぴったりな心温まる映画を紹介します。

ファンタジーやアニメーションからロマンチックコメディからまでおすすめ10本を厳選してお届けします。

「グレムリン」(1984年)

スティーブン・スピルバーグ監督(2021年4月撮影)
スティーブン・スピルバーグ監督(2021年4月撮影)

スティーブン・スピルバーグ監督が製作総指揮を取り、クリスマスプレゼントのペットが異常繁殖して街中が大混乱に陥るパニックを描いた「グレムリン」は、今年公開40周年を迎えました。かわいくていたずら好きな不思議な生き物モグワイが巻き起こす大騒動は、ユーモアたっぷりで家族揃って楽しめます。

「ホーム・アローン」(1990年)

マコーレー・カルキン(04年2月撮影)
マコーレー・カルキン(04年2月撮影)

クリスマス映画の金字塔「ホーム・アローン」は、公開から34年が経った今もホリデーシーズンに欠かせない傑作として世代を問わず人気があります。クリスマス休暇を利用して家族旅行に出かけた家に一人取り残されてしまったマコーレー・カルキン演じる少年ケビンが、泥棒から家を守る奮闘劇を描いたコメディは2年後に続編も作られています。続編には米大統領に再選したドナルド・トランプ氏もカメオ出演しているので、こちらも合わせて観てみるのもおすすめです。

「ナイトメア-・ビフォア・クリスマス」(1993年)

ティム・バートン監督(2014年10月撮影)
ティム・バートン監督(2014年10月撮影)

鬼才ティム・バートン監督による、ミュージカルアニメーション「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」もホリデーシーズンには外せない傑作です。ハロウィンとクリスマスの要素を掛け合わせた独特のストーリーとビジュアルは、ちょっとダークなクリスマスの雰囲気を楽しみたい人にぴったり。

「ラブ・アクチュアリー」(2003年)

ヒュー・グラント(2023年11月撮影)
ヒュー・グラント(2023年11月撮影)

クリスマスを題材にしたロマンチックコメディなら、イギリス・ロンドンを舞台に繰り広げられるアンサンブル・ラブストーリー「ラブ・アクチュアリー」がおすすめ。ヒュー・グラント、エマ・トンプソン、コリン・ファース、キーラ・ナイトレイら豪華キャストが演じる19人の男女が織りなす愛の物語は、カップルで楽しむのにぴったり。

「エルフ~サンタの国からやってきた~」(2003年)

クリスマスにかかせない妖精エルフに育てられた人間の男性が巻き起こす騒動を描いたファンタジックコメディは、家族で楽しみたいクリスマス映画。ウィル・フェレル演じるバディが、自分は人間であることを知り、本当の父親を捜すためニューヨークに旅立つ物語は、笑えてハートウォーミングな気分になります。

「バッドサンタ」(2003年)

毎年サンタクロースに扮してデパートで強盗を働く前科者をビリー・ボブ・ソートンが演じる「バッドサンタ」は、ダークでありながら温かくて面白い大人向けのクリスマス映画です。サンタクロースのイメージを覆す型破りなクリスマス映画ですが、いじめられっ子の少年との交流はほっこりした気分にさせてくれます。

「ポーラー・エクスプレス」(2004年)

ロバート・ゼメキス監督(2009年9月29日撮影)
ロバート・ゼメキス監督(2009年9月29日撮影)

ロバート・ゼメキス監督がフルCGでクリスマス絵本「急行『北極号』」をアニメ映画化した「ポーラー・エクスプレス」は、イブにあらわれる謎の機関車「ポーラー・エクスプレス」に乗ってクリスマスの聖地・北極点に向かう冒険の物語です。幻想的で美しい絵本の世界を映像で楽しみながら、奇跡と夢のクリスマスを体験できます。

「ホリデイ」(2006年)

キャメロン・ディアス(2010年9月撮影)
キャメロン・ディアス(2010年9月撮影)

クリスマスの直前に恋に破れたロンドンとロサンゼルスに住む2人の女性がネットを通じて知り合い、気分転換に互いの家を期間限定で交換して旅に出るロマンチックコメディ。キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラックが演じる男女4人が織りなす王道のラブストーリーは、誰かと住まいを交換してみたくなる心温まる作品です。

「キャロル」(2015年)

ケイト・ブランシェット(2016年1月撮影)
ケイト・ブランシェット(2016年1月撮影)

ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラが共演し、共にアカデミー賞主演女優賞と助演女優賞にノミネートされるなど高い評価を受けた「キャロル」は、美しく、そして切ない大人のラブストーリーです。1950年代のクリスマスを目前に控えたニューヨークを舞台に運命的な出会いをした2人が惹かれ合う感動作は、劇中のファッションにも注目です。

「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」(2023年)

今年のアカデミー賞で作品賞、主演男優賞など5部門にノミネートされた「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」は、ユーモアと優しさに満ちた心温まる名作です。全寮制の男子校を舞台に多くの生徒や教師が家族とクリスマスを過ごすため帰省する中、寮に残ることになった孤独な3人の生徒と教師が反発しながらも寄り添って過ごす姿は、孤独を感じるクリスマスにこそ観たい作品です。

◆千歳香奈子(ちとせ・かなこ) 1972年札幌生まれ。92年に渡米。96年に日刊スポーツ新聞社アトランタ支局でアトランタ五輪取材をアシスタント。99年6月からロサンゼルスを拠点にハリウッドスターのインタビューや映画情報を取材中。

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