「手塚治虫 ブラックジャック展」横浜市「そごう美術館」で1月16日から開催

  • 「手塚治虫 ブラックジャック展」では500点以上の原稿に加えて単行本の200以上のエピソードの直筆原稿が展示されている((C)Tezuka Productions)

医療マンガ不朽の名作「ブラックジャック」をテーマにした、「手塚治虫 ブラックジャック展」が16日から2月25日まで横浜市「そごう美術館」で開催される。その内覧会が15日、同所で行われた。

ブラックジャックは1973年(昭48)11月19日から83年10月14日間で「週刊少年チャンピオン」で連載されていた。医学博士で、医師免許も持っている漫画家の手塚治虫氏が理想の医師の姿として描いた。不発弾の事故に巻き込まれて重傷を負いながら、一命を取り留めた主人公が無免許ながら腕は確かな天才外科医として生きていくヒューマンドラマだ。

展覧会では、全243話すべてが網羅できる。登場キャラ、初登場時の原稿、高額請求の謎、今も決して色あせない作品のテーマ性などが4つの章に分けられている。500以上の原稿に加え、連載当時の「週刊少年チャンピオン」、70年代に発行された単行本の200以上の直筆路原稿が展示されている。「ブラックジャック」の展覧会は過去に全国各地で開催されているが、今回は史上最大規模となっている。

入館料は大人1600円、大学生・高校生1400円、中学生以下は無料。