フジ藤本万梨乃アナ「苦しい思いをしている仲間も…」中居正広めぐる局対応に「徹底的に調査を」

宮根誠司(61)がキャスターを務めるフジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜午後10時)は19日の放送で、タレント中居正広(52)の女性トラブルを巡り、同局が行った17日の記者会見の話題を取り上げ、藤本万梨乃アナウンサー(29)がコメントした。

番組序盤10分ほどは、港社長の会見でのコメントが写真とともにナレーションで伝えられ、神妙に見守る宮根がワイプに映された。

その後、宮根は会見について「5つの点で見ていきます」とボードを提示。「1 当事者女性への対応」「2 中居氏への対応」「3 フジテレビ社員の関与について」「4女性を伴う会食の場について」「5 今後の調査」のそれぞれについての港社長の説明を、藤本アナウンサーが読み上げた。

これらの点について、元毎日新聞記者のノンフィクションライター石戸諭氏、編集者の黒岩里奈氏がコメント。その後、19年入社で6年目の藤本アナは「私は中居さんにお会いしたこともなくて、今回のようなことについても詳しくは知らないまま、このような状態となりました。今、根拠のない臆測にさらされて、否定する場もなく、苦しい思いをしている仲間もいます。これから調査するということですが、皆さんおっしゃっているように、きちんと第三者の目線で、独立性と客観性と中立性がきちんと担保される態勢づくりというのが大事だと、私も思っています」と身ぶりをまじえて熱弁した。

続けて「なぜこのような事態になったのか、どこに問題があったのか、というのを第三者の目線で徹底的に調査していただいて、視聴者の皆さんや関係者の皆さん、スタッフの皆さん、そして私たち社員にもきちんとした説明を求めたいと思います」と語った。

この日は、朝の情報番組「ワイドナショー」(日曜午前10時)でも番組序盤の約5分間、中居や同局の会見について伝え、国際弁護士の清原博氏や元NHKのジャーナリスト岩田明子氏らがコメントした。