解析料理

【解析料理】新潟、勝ち点獲得に直結のデータ 前半に条件満たせばリーグ戦11戦負けなし

横浜対新潟 試合後、サポーターにあいさつし引き揚げる新潟の選手たち(撮影・江口和貴)
横浜対新潟 試合後、サポーターにあいさつし引き揚げる新潟の選手たち(撮影・江口和貴)

<明治安田J1:横浜0-0新潟>◇第34節◇18日◇日産ス

J1アルビレックス新潟は18日、アウェーで横浜F・マリノスと0-0で引き分け、リーグ戦の連敗を4で止めた。

無失点は8月25日の町田戦(0-0)以来6試合ぶりで、34試合を消化して勝ち点を40とした。松橋監督はゴールを奪えなかったことを課題に挙げつつも「勝ち点1と、失点0に抑えたことはポジティブ」と話した。

4連敗を喫した直近のリーグ戦は前半の早い時間帯の失点が続いた。立ち上がりでつまずき、それが大量失点につながった。J1リーグ戦で4試合連続3失点以上はクラブ18年ぶりの屈辱。だが、この日の横浜戦は前半を0-0で折り返し、そのまま後半も無失点で勝ち点1を積み上げた。

これで前半を無失点で折り返した試合は4月20日の京都戦からリーグ戦11戦負けなし(6勝5分け)。ある意味、当然のデータかもしれないが、前半の得点試合は5勝4分け3敗となっており、無失点で折り返した方が勝ち点獲得をより期待できる。

クリーンシートは今季7試合目。ルヴァン杯準決勝の川崎F戦を2戦合計6-1で制し、クラブ史上初のタイトルに王手をかけたチームは、その2戦同様に前線から最終ラインまでコンパクトな陣形を維持した。

最終ラインに乱れがないから、要所で相手を「網」にかけ、奪ったオフサイドは3度。背後への抜け出しを許さなかった。横浜に決定機を与えず、今季初めて相手にCKのチャンスを1本も与えずに勝ち点1を得た。【石川秀和】

◆前半無失点試合は11戦負けなし

4月20日 京 都 0-0→1○0

5月3日 広 島 0-0→1△1

6月16日 鹿 島 1-0→1△1

6月29日 札 幌 0-0→1○0

7月20日 C大阪 1-0→2○1

8月7日 磐 田 2-0→2△2

8月12日 京 都 1-0→2○0

8月17日 福 岡 0-0→1○0

8月25日 町 田 0-0→0△0

9月14日 湘 南 2-0→3○1

10月18日 横 浜 0-0→0△0

横浜対新潟 試合後、スコアレスドローであいさつする新潟の選手たち(撮影・江口和貴)
横浜対新潟 試合後、スコアレスドローであいさつする新潟の選手たち(撮影・江口和貴)

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