◆紙面企画
王国のサッカー用語
ブラジル在住エリーザ大塚通信員による、サッカー王国ブラジルで用いられるサッカー関連ポルトガル語講座です。
「泣き虫」にはブーイング
試合には出場しているけど、ほとんど目立った仕事をしない選手がたまにいますよね。そんな選手のことをブラジル人は「fez numero(フェーズ・ヌーメロ)」と言います。直訳すると数を数えること。つまり、ただ試合に出ていて時間だけが経過したという感じでしょうか。それでは「chorao(ショロン)」(泣き虫)は分かりますか? 相手選手の反則や反則まがいの行為に対して、いちいち審判にアピールする選手のこと。つまり審判に泣きつくという意味で、ブラジルの観客は、こんな選手には必ずブーイングを浴びせます。