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紙面企画

サッカーに王道あり

サッカーに王道あり

◆岩本義弘(いわもと・よしひろ)1972年(昭47)7月24日生まれ。東京都出身。サッカー専門出版社のフロムワン代表取締役社長兼サッ カーキング編集長。イタリアのセリエA、ブラジルリーグなど、海外サッカー中継の解説者としても活躍中。

被災中学生支援プロジェクト


 サッカー日本代表のサポーター有志が、被災した子どもたちをブラジルW杯に連れていくプロジェクトが、ツイッターやフェイスブックといったSNS上で注目を集めている。

 「牡鹿半島の子どもをブラジルW杯に招待し隊プロジェクト」と銘打ったプロジェクトを推し進めているのは、サッカー日本代表のサポーター集団「ちょんまげ隊」のメンバー。手製のちょんまげカツラと青い甲冑(かっちゅう)姿で有名な隊長のツンさん(角田寛和さん)を中心に、「サッカーを通じて被災地の力になりたい」との思いから結成された「ちょんまげ隊」は、これまで被災地支援活動を約60回、支援活動報告会を世界各国で200回以上行うなど、継続的に活動を続けている。

 今回のプロジェクトの企画趣旨は、「牡鹿半島在住の子どもをブラジルW杯に招待し、感動・興奮・世界との一体感を経験してもらう」というもの。現地ではW杯観戦だけでなく、日本人学校訪問や、被災地への多額の寄付をしてくれたブラジル企業へ感謝を伝える会なども予定されている。

 4月11日から本格的に募金を始め、5月26日時点で寄付金は約280万円と、当初の予定を大幅に上回り、参加希望者全員(中学2年の女子3人と中学3年の男子1人)をブラジルへ連れて行けることになった。また、4人の経験をリアルに共有するため、6月15日の日本代表初戦・コートジボワール戦では、牡鹿半島で観戦会を行い、現地と会場をつなぐことも決定しているとのこと。(サッカーキング編集長)

 ◆岩本義弘(いわもと・よしひろ)1972年(昭47)7月24日生まれ。東京都出身。サッカー専門出版社のフロムワン代表取締役社長兼サッカーキング編集長。イタリアのセリエA、ブラジルリーグなど、海外サッカー中継の解説者としても活躍中。

















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