ブルース・ウィリスさん、認知症公表後初の公の場 山火事対応する警察官を激励
失語症を理由に2022年に俳優業を引退したブルース・ウィリスさん(69)が16日、23年に前頭側頭型認知症と診断されたことを公表して以降、初めて公の場に姿を現し、ロサンゼルスを襲った山火事に対応する警察官を激励する姿が公開された。
ウィリスさんの妻でモデルのエマ・ヘミング(46)が、大リーグのニューヨーク・ヤンキースのキャップを被ったウィリスさんが、ロサンゼルスの警察官と握手をして感謝の言葉を伝える様子を撮影した動画とモノクロの記念写真をインスタグラムに投稿した。
笑顔のウィリスさんの近影は15日に撮影されたものだといい「最前線で戦う隊員を見かけると、ブルースは心からの握手と『尽力への感謝』の気持ちを表す機会を逃さなかった。昨日も例外ではなかった」とキャプションを添えている。
この投稿にウィリスさんの前妻で女優のデミ・ムーアとの間の末っ子タルーラ・ウィリスは「めちゃくちゃ胸がいっぱいになりました」とコメントして反応した。フォロワーからも、「泣けた」「まだ笑顔でいてくれていることがうれしい」などのコメントが寄せられ、大きな反響を呼んでいる。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)