【渡辺倫果の言葉】第2の故郷で感慨とトラウマ…出てこいフリー番長/SカナダSP

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ>◇10月27日(日本時間28日)◇カナダ・バンクーバー◇女子ショートプログラム(SP)

23年世界選手権代表の渡辺倫果(TOKIOインカラミ/法政大)は7位と出遅れました。得点源の後半の連続ジャンプで転倒。10代後半を過ごした第2の故郷バンクーバーでの試合に感慨深さを覚えながらも、フリーでの巻き返しを誓いました。

フィギュア

GPスケートカナダ・ 女子SP成績


順位名前SP
1坂本花織75.13
2キム・チェヨン70.31
3松生理乃66.29
4オードリー・シン65.19
5リンゼイ・ソーングレン61.99
6スター・アンドリュース61.07
7渡辺倫果57.52
8マデリン・シーザス57.44
9カイヤ・ルイター55.82
10サラ モード・デュピュイ52.17
11ララ・ナキ・グットマン50.00
12マエ・ベレニス・メイテ41.65
3人でポーズを考えてから撮影に応じた坂本、渡辺、松生(上から)

3人でポーズを考えてから撮影に応じた坂本、渡辺、松生(上から)

SP7位 「死にそうになるくらい緊張」 

SPを終えて

――後半の3回転ループで転倒し、連続技にできませんでした。

渡辺 まあ、右半身が下にいったので、ああ、ああって感じで。まあ、でも今までは逆にルッツの方でコンビネーションやってて、ルッツの安定っていうのはなかなかできなかった。今シーズンは、ある意味ルッツの方の安定が少しずつちゃんと手に入ってってるんじゃないかなって思うので。昨シーズンとはまた違う、自分の中でのプレッシャーはあるんですけれども、またそれも少しずつちゃんとルールの方もちゃんとやっていければいいんじゃないかなって。

――点数の受け止めは。

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スポーツ

阿部健吾Kengo Abe

2008年入社後にスポーツ部(野球以外を担当します)に配属されて15年目。異動ゼロは社内でも珍種です。
どっこい、多様な競技を取材してきた強みを生かし、選手のすごみを横断的に、“特種”な記事を書きたいと奮闘してます。
ツイッターは@KengoAbe_nikkan。二児の父です。