【千葉百音の言葉】「ノリノリ演技」で首位発進 大接戦に「すんごい緊張」/現地限定

フィギュアスケート女子の千葉百音(木下アカデミー)が、70・86点で首位発進を決めました。5位まで1・78点差の大接戦に「1位って実感は全然ないです」と笑顔。今大会の結果次第で初のGPファイナル(12月、フランス・グルノーブル)行きが決まりますが「フリー頑張ったもん勝ち」と23日の決戦を見据えました。21日の公式練習とまとめて「千葉百音の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第6戦中国杯>◇11月22日◇中国・重慶◇女子公式練習、ショートプログラム(SP)


順位名前SP
1千葉百音70.86
2アンバー・グレン70.84
3住吉りをん70.48
4キム・チェヨン69.27
5渡辺倫果69.08
6キミー・レポンド67.71
7キム・ミンチェ62.94
8マデリン・シーザス61.10
9シャンイー・アン60.10
10イ・ジュウ58.36
11アナスタシア・グバノワ52.11
12ホンイー・チェン45.81
公式練習で天を見上げる千葉

公式練習で天を見上げる千葉

大会ポスター写真位置に「うれしいです」

21日の前日練習を終えて

―練習終えてどうですか

氷は自分に合ってると思うので、気を抜かずこのまま本番で一番いい演技をしないといけないので、足元をしっかり踏みしめながら、自分のやるべきことに集中してできたらなと思います。

―状態のいいまま大会を迎えられそうですね

すごくいい状態ではないですけど、もう頑張るしかないっていう感じです。

―中国は昨季の四大陸選手権で優勝していて、いいイメージを持たれてると思うんですが、その辺りはどうですか

今年の2月の四大陸ですごく雰囲気よく演技できたので、今回もその中国の会場で演技するのが楽しみです。

―NHK杯から調整期間は短かったですが、どの辺りに重点を置いてきましたか

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スポーツ

阿部健吾Kengo Abe

2008年入社後にスポーツ部(野球以外を担当します)に配属されて15年目。異動ゼロは社内でも珍種です。
どっこい、多様な競技を取材してきた強みを生かし、選手のすごみを横断的に、“特種”な記事を書きたいと奮闘してます。
ツイッターは@KengoAbe_nikkan。二児の父です。