【三浦佳生の言葉】「ただ、自分の無力さを感じる4分間でした」/世界選手権

【モントリオール=阿部健吾】初出場でショートプログラム(SP)10位の三浦佳生(18=オリエンタルバイオ/目黒日大高)はフリー169.72点、合計254.72点でした。序盤の4回転ループで転倒し、さらに4回転サルコーでも再び失敗。苦しい展開となったものの後半立て直し、最後まで力一杯滑り切りました。

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フィギュア

<世界選手権>◇23日(日本時間24日)◇第4日◇カナダ・モントリオール◇男子フリー


順位選手名SPフリー合計
1イリア・マリニン105.97227.79333.76
2鍵山優真106.35203.30309.65
3アダム・シャオ・イム・ファ77.49206.90284.39
4宇野昌磨107.72173.13280.85
5ジェイソン・ブラウン93.87180.46274.33
6ルーカス・ブリッチギー93.41180.68274.09
7デニス・バシリエフス89.42168.38257.80
8三浦佳生85.00169.72254.72
9ニコライ・メモラ93.10160.02253.12
10チャ・ジュンファン88.21161.44249.65
11アレクサンダー・セレフコ84.08163.49247.57
12マーク・ゴロニツキー80.49162.76243.25
13ニカ・エガゼ92.08149.47241.55
14ミハイル・シャイドロフ80.02154.17234.19
15ドノバン・カリージョ80.19152.48232.67
16ガブリエレ・フランジパーニ82.63148.75231.38
17ウェスリー・チウ78.00149.21227.21
18キム・ヒョンギョム74.89147.90222.79
19ロマン・サドフスキー84.28137.29221.57
20カムデン・プルキネン78.85141.01219.86
21リュック・エコノミデス74.02143.08217.10
22セメン・ダニリアンツ73.46140.53213.99
23アンドレアス・ノルデバック76.20135.25211.45
24イ・シヒョン73.23134.36207.59
演技を終えた三浦(共同)

演技を終えた三浦(共同)

――演技振り返っていただけますか

三浦 ただ、自分の無力さを感じる4分間でした。

――練習でも冒頭から跳んでトライしていました。自身の感触としては

三浦 練習からしっかり跳べていましたし、自信を持っていたんで。 ただ、こういう結果になってしまったことがすごいショックというか、残念ですけど。本当に実力不足です。

演技する三浦(共同)

演技する三浦(共同)

――6分間練習でちょっと苦戦したところから、どのように気持ちを切り替えようと

三浦 6分の練習は、なんか練習とは違う氷で滑ってるような感覚があって。でも、そんなに気にしてはいなくて、跳べてないわけではなかったので。ちょっと力の入れすぎというか、そういったところから(違和感が)生まれてると思いましたし、だから本番はちょっと脱力しながら、練習そのまんまというイメージで臨みました。

――昨日はどんな練習をして、どんな精神状態で1日を過ごしましたか

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スポーツ

阿部健吾Kengo Abe

2008年入社後にスポーツ部(野球以外を担当します)に配属されて15年目。異動ゼロは社内でも珍種です。
どっこい、多様な競技を取材してきた強みを生かし、選手のすごみを横断的に、“特種”な記事を書きたいと奮闘してます。
ツイッターは@KengoAbe_nikkan。二児の父です。