阪神は3日、甲子園で新人選手研修会を実施した。アジア・ウインターリーグに派遣中の3選手を除く昨秋ドラフト指名の5選手、1年前に同リーグ派遣で不参加だった野口恭佑外野手（24）が受講。金銭の管理など約4時間の座学を受けた。

昨秋ドラフト3位の山田脩也内野手（19）は「高卒で大きなお金を持つことで、いろんなことをやらないといけない。ためることが一番大切」と気を引き締めた。「毎月絶対10万円くらい残るように考えて使ったりした」。プロ入り後の大きな買い物は「おばあちゃんに車をあげた」と明かした。

会の序盤には片山大樹ブルペンコーチ兼ブルペン捕手がプロ選手の心得を伝授。同ドラフト1位の下村海翔投手（22）は「長く球団でプロ野球界にいる方の言葉を聞けたのでアドバイスを生かせるように頑張りたい」と力を込めた。