水谷豊「相棒season23」11話10・2% 亀山薫が殺された!容疑者は“亀山薫”32人

水谷豊(72)主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season23」(水曜午後9時)の第11話が15日に放送され、平均世帯視聴率が10・2%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・8%だった。

水谷演じる杉下右京と寺脇康文(62)演じる亀山薫の黄金コンビも3シーズン目に突入。常に“時代”を描いてきたが、水谷は新シーズンを「今、誰もがひんしゅくを買うことを怖がって萎縮しているような社会になってきた気がするのですが、『相棒』はひんしゅくを買うことを恐れずに、これからも挑んでいく。新シーズンでも“相棒ワールド”はますます進化していきます」と宣言した。

◆第11話のあらすじ

特命係に飛び込んできた伊丹(川原和久)が、右京に衝撃的な出来事を告げる。「亀山薫が殺されました…」。現場に向かった2人は、そこで驚きの事実を知る。殺害され、川に遺棄された亀山薫は貿易会社の社員で、特命係の薫とは同姓同名の別人だった。

実は、右京はこの日、薫があるパーティーに参加していることを知っていた。それは、同姓同名の男女が親睦を深めるために集まった「亀山薫の会」という会合。殺害された貿易会社の亀山は会の代表で、特命係の薫は“ある理由”から総帥を務めているという。

今回の初めての会合には、鳥取の役所に勤めていることから「役所の亀山薫(羽野晶紀)」と呼ばれる女性のほか、さまざまな経歴を持つ計33人の亀山薫が集まっていた。

捜査を進めると会場はパーティー開催中、ある種の密室状態になっていたことが判明。被害者が出た形跡がなかったため、犯人は犯行後、非常階段から遺体を遺棄したと考えられた。

そのため容疑者は、被害者を除く32人の“亀山薫”に絞られた。