パリス・ヒルトン、ロス山火事被災者救済基金 72時間で約1億2500万円に
米タレントで実業家のパリス・ヒルトン(43)が、7日に米ロサンゼルスで発生して現在も延焼を続ける大規模な山火事の被災者救済のために立ち上げた緊急基金は、72時間で80万ドル(約1億2500万円)を集めたことが、14日までに分かった。
西部の高級住宅地パシフィックパリセーズの山火事の影響で、隣接するマリブビーチに面した自宅を失ったことを公表したパリスは先週、2児の母として同じく幼い子どもを持つ被災者家族を支援するため緊急基金を立ち上げたことを発表していた。
ヒルトンは、緊急支援団体COREを通じて家族への支援や短期滞在先の提供、避難所への必需品の配達、動物シェルター支援などに寄付金を充てるとしている。ヒルトンは今週初めに寄付金が目標の50万ドル(約7800万円)を超えたと発表していた。
ヒルトンは自身の非営利団体「11:11メディア・インパクト」と取り組む緊急基金とは別に、北東部イートン地区で被災した家族150世帯に直接的な現金支援を行うため、15万ドル(約2341万円)をGoFundMeの山火事救済基金に寄付したことも報じられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)