大泉洋、独得の大泉節で主演映画をアピール「仲間ととみんなで一揆をしようじゃありませんか!」

  • 映画「室町無頼」初日舞台あいさつに出席した大泉洋
  • 映画「室町無頼」初日舞台あいさつに出席した松本若菜
  • 映画「室町無頼」初日舞台あいさつに出席した、左から入江悠監督、長尾謙杜、大泉洋、堤真一、松本若菜
  • 映画「室町無頼」初日舞台あいさつに出席した長尾謙杜
  • 映画「室町無頼」初日舞台あいさつに出席した堤真一
  • 映画「室町無頼」初日舞台あいさつに出席した入江悠監督

俳優大泉洋(51)が17日、都内で、主演する映画「室町無頼」(入江悠監督)初日舞台あいさつに出席した。

同作は、小説家垣根涼介氏の時代小説を実写映画化した戦国アクション。室町時代、日本の歴史上初めて武士階級として一揆を起こした、蓮田兵衛の知られざる戦いを描いている。大泉は蓮田を演じている。

製作中止をへて、この日を迎えた。「1度できなくなったと言われて残念に思っていた」というが、「プロデューサーに何とかやりましょうと、かなり掛け合ったので、できたのはボクのおかげ」と大泉節でアピールした。

「2016年だったので、もっと早ければ私と堤(真一)さんがこんなボロボロになることもなかった」と続けた。その一方で、「でも、長尾(謙杜)君はまだ毛も生えていなかったかもしれないので、このタイミングを待っていたということでしょうね」と話し、会場を笑わせた。

「IMAXで先行上映していたのでエゴサをした」という。だが、「長尾謙杜の感想しかなくて、すぐにエゴサを辞めた」と同席したなにわ男子長尾謙杜(22)にクレーム。すると、堤真一(60)も「俺も気にしているからな!!」と続けた。大御所2人からのクレームに、長尾は苦笑するしかなかった。

「時代劇でしか表現できないものがある」という大泉。「現代では考えられない、こんなことで人が死ななければならないことに対する人の憤りとか、熱い魂がある」とした。「でも、政治に対して思うことや不満は、現代に通じるところがある」とし、「それを民衆の力で変えていく、痛快さがある映画だと思っています」と、ここまでは100点満点のアピールだった。

だがその後、大泉節がさく裂。「世の中を変えたいと思ったときは、仲間を集めて一揆するんです」とし、「改めて、一揆が世の中で流行ればいいなと。仲間ととみんなで一揆をしようじゃありませんか!」と呼びかけたが会場は苦笑。その空気に耐えかね、「ありがとう~!!」と絶叫した。