レオナルド・ディカプリオ、LA山火事の救援活動に1億5500万円寄付
米俳優レオナルド・ディカプリオ(50)が15日、7日に米ロサンゼルスで発生して壊滅的な被害をもたらしている山火事の救援活動に100万ドル(約1億5500万円)を寄付することをインスタグラムのストーリーで発表した。「ロサンゼルスの山火事は私たちの街を壊滅させています。私は緊急ニーズと火災後の復興活動の両方を支援するために、(自身の慈善団体)Re:wildとその緊急対応プログラムと提携して100万ドルを寄付します」と表明した。
初期支援では、最前線で活動するロサンゼルス消防署財団、カリフォルニア消防財団、被災者に暖かい食事を提供する慈善団体ワールド・セントラル・キッチン、カリフォルニア・コミュニティ財団、パサデナ動物愛護協会などに即時寄付を行うとしている。「最前線で対応する救急隊員や消防士、そして最も必要としている人々、動物、地域社会に切実に必要な資源を提供する」とつづっている。
一方で、ロサンゼルス生まれのディカプリオを巡っては、火災発生後にプライベートジェット機でロサンゼルスから逃げたと英デイリー・ミラー紙が報じて物議を醸していた。
8日に火災が起きたハリウッドヒルズや甚大な被害を出した西部パシフィックパリセーズに隣接するマリブにもビーチハウスを持っているディカプリオは、恋人でイタリア人モデルのヴィットリア・チェレッティと共に火災から逃れるようにロサンゼルス南部のメキシコのリゾート地カボ・サン・ルーカスに向かったと報じられていた。環境保護活動に熱心なディカプリオだけに、民間航空機の最大14倍の二酸化炭素(CO2)を排出することで知られるプライベートジェット機で山火事から逃げたことに、疑問を呈する声が多く寄せられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)