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サッカーaiブラジル日記

サッカーaiブラジル日記

日本代表やJリーグで活躍する選手のピッチ上では知ることができない素顔を伝える雑誌「サッカーai」。ブラジルW杯での現地取材のこぼれ話や、おもしろいエピソード、感動の裏話などを紹介していきます。

内田篤人が呼んだ「シンジ!」はどっち?


 21日から日本代表合宿が鹿児島でスタートしましたが、シーズンを終えたドイツとイングランドでプレーする9選手は、鹿児島合宿を前に自主トレを行っていました。4日間、フィジカルトレーニングを中心に汗を流した選手たち。日差しが照りつける中、時折笑顔も見せながら精力的にメニューをこなしました。

 ハードな練習の中でも、人一倍声を出していたのが内田篤人選手(シャルケ04/ドイツ)。積極的にチームを盛り上げ、一人だけ別メニュー調整をしていた酒井宏樹選手(ハノーバー/ドイツ)に声をかける場面もありました。

 そんな内田選手が練習中に呼んだ「シンジ!」。すかさず岡崎慎司選手(マインツ/ドイツ)が返事をしたのですが、「あ、そっちのシンジじゃないわ。違う方のシンジだった」とさらりと返され……、岡崎選手は苦笑い(笑)。確かに内田選手が仲の良い岡崎選手を呼ぶときは「オカちゃん」と呼んでいることが多いように思います(笑)。

 ランニングでは、終盤なぜか競走に発展し、見学に訪れていたファン・サポーターからは笑いが起こる場面も。終始明るい雰囲気でトレーニングを終えました。

 清武弘嗣選手(ニュルンベルク/ドイツ)は、「フィジカル中心だったのでキツかったけれど楽しくやれた」と練習を振り返り、「ここから調子を上げていかないといけないですし、初戦に合わせてやっていければ」とW杯を見据えた調整を続けています。

 岡崎慎司選手は、「シーズンが終わってから、一度休めたことが大きい。リーグとW杯は別物なので、リフレッシュして体を作り直せていると思う」。練習中も、他の選手からイジられているシーンを何度か見ましたが、「(吉田)麻也とウッチーと一緒にムードメーカーになれればいい」と笑顔で答えていました。チームが一つになるために、ピッチ内外で盛り上げ役として期待できそうです!

 いよいよ迫ってきたブラジルW杯。大迫勇也選手(1860ミュンヘン/ドイツ)は、「半年ドイツでやってきたことを生かしたい。ゴール前でいかに迫力を持てるかが大事だし、積極的にシュートを打っていきたい」と、ゴールに意欲を見せています。選手たちの力強いコメントを聞いていると、ますます楽しみになってきますね。5月27日にはキリンチャレンジカップ キプロス戦が埼玉で行われます。勝利を収めて、次のキャンプ地、アメリカに渡ってほしいですね!(サッカーai編集部)

















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