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サッカーaiブラジル日記
日本代表やJリーグで活躍する選手のピッチ上では知ることができない素顔を伝える雑誌「サッカーai」。ブラジルW杯での現地取材のこぼれ話や、おもしろいエピソード、感動の裏話などを紹介していきます。
清武、ビリヤードは「下手っす」
いよいよブラジルW杯グループリーグ第2戦、ギリシャ戦が近づいてきましたね! 試合の行われるナタールは、ビーチがキレイな街。年間300日は晴れると言われているものの……、天気はイマイチ。試合のときには晴れてくれると良いのですが……。
負けると決勝トーナメント進出の可能性がゼロとなるだけに、選手たちはこの試合の重要性を十分理解し、「今度こそは」と前を向いています。清武弘嗣選手も「コートジボワール戦は悔しい負けだったけど、みんな前を向いている。ギリシャ戦は大丈夫だと思う」と話していました。
コートジボワール戦では出場機会のなかった清武選手ですが、「もちろん全員が、試合に出たいという気持ちを持っている。そういう気持ちをみんなが出せればチームの雰囲気も良くなっていく」。ギリシャの印象については「思っていた以上にボールにくいついてくれるので、ウラを取りやすいはず」とし、「あせって攻撃にいくのではなく、我慢してボールを回す時間も必要になる。我慢対決じゃないけど、自分たちが変なボールの失い方をしないで、我慢してボールをつなければ、必ずチャンスは生まれる」。
先日は日本代表選手全員での卓球大会の様子をお伝えしましたが、ベースキャンプ地のホテルにはビリヤード台もあり「みんなでビリヤードをやっています」と清武選手が教えてくれました。
記者から「腕前は?」と聞かれた清武選手は「下手っす」と苦笑い。「じゃあ誰がうまいの?」という質問には「この前は(香川)真司くんが上手でした。あと(酒井)宏樹やごーちゃん(酒井高徳)。それに(本田)圭佑くんもうまいんですよ!」
5月下旬から、1カ月以上に及ぶ合宿生活。サッカーに集中するために、思い思いの方法で選手たちはリフレッシュをしながら、試合に向けてコンディションを高めていくようです。(サッカーai編集部)