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サッカーaiブラジル日記
日本代表やJリーグで活躍する選手のピッチ上では知ることができない素顔を伝える雑誌「サッカーai」。ブラジルW杯での現地取材のこぼれ話や、おもしろいエピソード、感動の裏話などを紹介していきます。
本田発案の卓球大会 香川が大久保倒しV
先日、日本代表に久しぶりのオフが与えられました。ショッピングに出かけたり、ホテルのジャグジーに入ってノンビリ過ごしたりと、選手たちは、それぞれの方法でリフレッシュをしたようです。
夕食後は、本田選手発案の卓球大会が開催! 高校生のサポートメンバー2人を加えた25人の選手たちが、クジ引きによって決まったトーナメントを戦いました。このときの様子を教えてくれたのがGKの西川選手。「卓球には、結構自信があったんですけど……」という西川選手は1回戦で長友選手と対戦。「プレーと同じでゴリゴリ系」のスタイルで挑んできましたが、西川選手が勝利。しかし大分時代のチームメートでもある森重選手に敗れ、2回戦敗退となりました。
発案者の本田選手はというと、「そんなに自信はなさそうでしたけど、勝ちに こだわる気持ちは感じられました(笑)。2回戦くらいで、負けたんじゃないかな」(西川選手)
西川選手によると、「上手だったのは(川島)永嗣さんと今ちゃん(今野泰幸)」だったそうですが、決勝戦は大久保選手対香川選手に。熱戦の末、香川選手が勝利! ただ、賞品はなく、香川選手には「日本代表で一番卓球がうまい」という名誉が与えられました(笑)。
実は……、この日卓球大会が行われることはあらかじめ決まっており、選手たちはコソコソと密かに練習をしていたそうです(笑)。
この卓球大会、かなりハイレベルな戦いが繰り広げられ、ザッケローニ監督やスタッフの応援にもかなり熱が入り、相当な盛り上がりを見せたそうです。大事なブラジルW杯初戦を前に、日本代表はさらにコミュニケーションを深めることに成功。本田選手のナイスなアイディアでしたね!(サッカーai編集部)