◆WEB企画
サッカーaiブラジル日記
日本代表やJリーグで活躍する選手のピッチ上では知ることができない素顔を伝える雑誌「サッカーai」。ブラジルW杯での現地取材のこぼれ話や、おもしろいエピソード、感動の裏話などを紹介していきます。
遠藤「次の試合で結果を出しにいく」
ブラジルW杯日本代表の初戦となったVSコートジボワール。先制をしたものの、時間の経過と共に、、いつもの日本代表らしいサッカーは影を潜め、逆転を許し1-2。逆転負けを喫し、勝ち点を得ることはできませんでした。
選手たちはこの試合を、どのように感じていたのでしょうか。試合後のコメントで振り返ります。
◆内田篤人
今日勝ち点0だったというのは、自分たちがまいた種。次の試合までの、3、4日の準備が大事になってくると思っています。それはもう十分わかっている。やはり初戦が大事だということは、みんなわかっていたわけだし、この試合にウエイトをかけて準備をしてきた分、残りの2試合をどう戦うか、これから考えないと。
力のあるチームに対して、自分たちがやりたいサッカーをできないのはしょうがない部分もある。先に失点してしまう試合が続いていたので、最初はしっかり守備から入るというのはプラン通りだった。
(レシフェの試合環境は)汗はかいたけど、鹿児島、アメリカと暑さ対策は万全だったので、そこに問題はなかったと思います。芝も、ボールがよく回って状態は悪くなかった。
ここでもう一度自分たちの力を出せるようでなければダメだと思うし、それには一人ひとりが準備をするしかない。
(初めてW杯のピッチに立った感想を問われて)いつも通りのサッカーの試合でした。90分、11対11、ボールは一つ。W杯は特別な試合ではなくて、いつもと変わりはなかった。
◆遠藤保仁
後半、スペースは絶対にあいてくると思っていたし、そこを使えれば勝ちきれた試合だった。コートジボワールとの力の差は、ほとんどなかったと思います。
次のギリシャはまたチームのスタイルがコートジボワールとは違う。今日出た細かい課題を、しっかり話し合って、試合まで時間は短いが修正していくしかない。
今日の結果を受け止めなければいけないし、反省するところは反省して、チーム一丸となって次の試合で結果を出しにいく。そうすれば決勝トーナメントが見えてくる。内容は大事だけど、結果を出すことにこだわりたい。