【宇都宮ブレックス〈49〉】高島紳司選手を直撃! 飛躍への助走〈下〉

高島紳司選手(23)は実質プロ1年目の昨シーズン、2度ほどケガに泣かされましたが、出場している間は安定して結果を出し続けました。一方、チャンピオンシップ(CS)では出場機会が限られ、悔しさばかりが残りました。新シーズンでの目標にCSでの活躍を上げ、さらなる成長を誓いました。(インタビューは7月22日に行いました)

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【次回予定〈50〉ブラスウェルHC始動! 新生ブレックスはじめの1歩 】

JAグループ栃木 第23回 パワフルアグリフェアに参加し、農畜産物販売ブースを手伝う高島選手(2024年7月21日)

JAグループ栃木 第23回 パワフルアグリフェアに参加し、農畜産物販売ブースを手伝う高島選手(2024年7月21日)

「たまに脚光を浴びるくらいでいいです」

―新任の田中誠人アシスタントコーチ(AC)がおっしゃっていましたが、ブラスウェルヘッドコーチ(HC)はアップテンポのバスケを目指すそうです。出番が増えるのではないですか

それが僕の売りというか、若手ですし、アップテンポのバスケについていけないとプロではやっていけないと思います。そこは今まで以上に意識してやっていきたいと思っています。

―田中ACは普段の練習中のインターバルも短くするとおっしゃっていました

昨シーズンも(日本代表活動で)佐々さんの不在時にケビンコーチが練習の指揮を執っていましたが、きつかったです。

―ブラスウェルHCも新シーズンの高島選手を楽しみしているはずです

そうだといいですね。

―目指す選手像を教えてください

チームに貢献し続けられる選手でいたいです。エースになりたいとか、中心になりたいとか、そういう気持ちはあまりありません。

―いわゆるロールプレーヤー(チームの求める役割に特化した選手)ですか

脇役で大丈夫です。たまに脚光を浴びるくらいでいいです。

―マインドは比江島選手に似ているのではないですか

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1988年入社。プロ野球を中心に取材し、東京時代の日本ハム、最後の横浜大洋(現DeNA)、長嶋巨人を担当。今年4月、20年ぶりに現場記者に戻り、野球に限らず幅広く取材中。