【DeNA山本祐大】「#祐大と共に」ベンチにユニ「光栄」離脱後初肉声/連載108

「#祐大と共に」。DeNAが、右尺骨を骨折した山本祐大捕手(26)のユニホームをベンチに飾りながらCS進出に向けたシーズン最終盤の戦いに挑んでます。山本は9月15日の広島戦(マツダスタジアム)で死球を受けて右尺骨を骨折し、同18日に右尺骨観血的整復固定術の手術を受けました。現在は神奈川・横須賀市内の球団施設「DOCK」でリハビリ中。9月下旬、離脱後初めてのインタビューで、約7分間チームメートへの思いなどを語りました。

プロ野球

◆山本祐大(やまもと・ゆうだい)1998年(平10)9月11日生まれ、大阪市大正区出身。京都翔英では3年夏に甲子園出場。BCリーグ・滋賀在籍時に外野手から捕手へ転向。17年ドラフト9位でDeNA入団。新人の18年5月に1軍デビュー。同年8月19日の広島戦で、代打でプロ初打席初本塁打をマークした。東克樹投手の〝専属捕手〟として23年は最多勝をアシスト。今季はキャリアハイとなる108試合の出場で2割9分1厘、5本塁打と攻守でチームを引っ張った。7月にはファン投票で初のオールスターに出場。180センチ、87キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸2300万円。

9月15日の広島戦で死球を受け、ベンチに引き揚げる

9月15日の広島戦で死球を受け、ベンチに引き揚げる

「まだ汗もかいちゃいけない」

――手術後、今の生活、トレーニングなどは?

まだ汗もかいちゃいけないというか、トレーニングとかもまだ、ギプスも取れてないですし、っていう感じです。

――ギプスはまだまだ取れない

でも、もう少ししたら取れて、リハビリとか汗かいて、バイクをこいでいいとか、そういう状況になるみたいな話はあるんですけど。

――動きだすのは年明けくらいから?

わかんないですけど。骨がくっつくのがたぶん最優先なんですけど、まだCSもあると思ってますし、それこそ日本シリーズ行くってなったら、まだ1カ月後なんで、間に合えば。

チームにいるかどうかはわかんないですけど、間に合える状況に合わせるのが最後まで戦うべき姿だとは思うので、そこに合わせて今は動こうかなとは思っています。

――死球翌日の試合にマツダスタジアムを訪れたのは、あいさつのため?

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。