【DeNA京田陽太】残留決めた理由明かし、来季レギュラー奪取宣言/連載152

DeNA京田陽太内野手(30)が13日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、残留することを表明しました。

22年オフに中日からDeNAにトレード移籍。昨季は前年の43試合を大幅に上回る93試合に出場し、今季は101試合でさらに出場数が増加しました。

シーズン中から球団と残留交渉を重ねてきた末の決断です。報道陣の前に立つと、残留を決めた理由、DeNAへの思いを明かしながら、来季のリーグ優勝、レギュラー奪取を宣言しました。

翌日には、前日の囲み取材では語りきれなかった古巣中日への思い、立浪監督ら歴代指揮官への感謝を言葉にし、決意を新たにしました。

プロ野球

◆京田陽太(きょうだ・ようた)1994年(平6)4月20日、石川県生まれ。青森山田では1年春から遊撃でレギュラー。日大では3年秋にベストナイン、4年時は主将。16年ドラフト2位で中日入団。1年目の17年に149安打を放ち新人王。18、20年全試合出場。22年オフ、砂田毅樹とのトレードでDeNA移籍。今季は101試合、53安打、1本塁打、27打点、3盗塁、打率2割4分5厘。184センチ、90キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸5000万円。

FA権行使せず「このチームメートとリーグ優勝を味わいたい」

13日

―FA権について、決断は

FA権を行使せず、来年からもベイスターズさんにお世話になろうと思っています。

―その思いは

ドラゴンズからこっちに拾っていただいたというか、声をかけてくださった球団でもありますし、今年は日本一になりましたけど、リーグ優勝という目標をまだ達成していないので、このチームメートとリーグ優勝の瞬間を味わいたいなと思いました。

―迷った部分は

本文残り71% (1056文字/1496文字)

兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。