【契約更改2024全文・DeNA蝦名達夫】増額分の使い道を語る/2700万円

来季のレギュラー奪取を誓いました。

DeNA蝦名達夫外野手(27)が11月27日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、950万円増の年俸2700万円(金額は推定)でサインしました。

5年目の今季は、キャリアハイの76試合に出場し、打率2割5分6厘、3本塁打、17打点。57安打もキャリアハイでした。

一時はトップバッターに定着しましたが、6月15日の西武戦(ベルーナドーム)で右太もも裏を肉離れ。離脱し、レギュラー定着はなりませんでした。

来季に向け、佐野、筒香、桑原、梶原、度会らが候補に挙がる外野のレギュラー奪取とともに、打率3割、出塁率4割を目標に挙げました。

プロ野球

蝦名達夫(えびな・たつお)(平9)9月20日生まれ、青森市出身。野内小2年から野内ヤンキースで野球を始め、青森東中では軟式野球部。青森商、青森大を経て19年ドラフト6位でDeNAに入団。ルーキーイヤーの20年9月10日阪神戦で代打でプロ初安打初本塁打をマーク。185センチ、88キロ。右投げ右打ち。家族は両親と兄、姉。血液型B。

キャリアハイも「全然満足はしていない」

―サインは

はい、サインしました。

―球団との交渉の中で掛けられた言葉は

今年は前半戦はチームの力になれたんですけど、後半戦はやっぱり力になれなかったので、外野手の争いは激しいということで、来年もその争いにしっかり勝って、1年間戦ってほしいっていうことを言われました。

―あらためて、シーズンを振り返って

僕の中では全然納得っていうか、満足はしていなくて、まだまだやっぱり手応えとしてはまだ足りないのが自分の気持ちなんで、前半戦は少しは結果が出ましたけど、成績をもっともっと残していかなければいけないと思ってるので、満足はしてないです。

―日本一の経験は

短期決戦だったんですけど、どうしたら勝てるかっていうのも経験できましたし、それをやっぱり来年にしっかりつなげていければなと思います。

―ビールかけは

初めての経験だったので、あのためにやっぱり1年間戦うと。来年もまた、できるように頑張りたいと思います。

―オフのトレーニングの予定は

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。