【鍵山優真の言葉】初のファイナルへ「この気持ちを高めていきたい」/NHK杯フリー

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯>◇11月25日◇大阪・東和薬品ラクタブドーム◇男子フリー

ショートプログラム(SP)で今季世界最高の105・51点を記録した鍵山優真(20=オリエンタルバイオ/中京大)が優勝を飾りました。フリー2位の182・88点をマークし、合計288・39点。フリートップの186・35点で追い上げる宇野昌磨(25=トヨタ自動車)を抑えて逃げ切りました。演技直後の喜びと自身初のファイナルに向けた意気込みの言葉をお届けします。

フィギュア

NHK杯 男子シングル成績


順位名前SPフリー合計
1鍵山優真105.51182.88288.39
2宇野昌磨100.20186.35286.55
3ルーカス・ブリッチギー86.42168.18254.60
4ニカ・エガーゼ81.30156.04237.34
5カムデン・プルキネン86.40142.92229.32
6ガブリエレ・フランジパーニ78.20148.95227.15
7デニス・バシリエフス82.14139.81221.95
8アレキサンドル・セレフコ75.85145.58221.43
9壷井達也64.63151.99216.62
10リュック・エコノミド74.24136.88211.12
11ウェスリー・チウ72.02137.14209.16
12ミハイル・セレフコ81.31126.27207.58
優勝した鍵山(右)と笑顔で記念撮影に納まる宇野

優勝した鍵山(右)と笑顔で記念撮影に納まる宇野

男子フリーの演技を終え、笑顔で観客の声援に応える鍵山

男子フリーの演技を終え、笑顔で観客の声援に応える鍵山

男子フリーで演技する鍵山

男子フリーで演技する鍵山

男子フリーで演技する鍵山

男子フリーで演技する鍵山

冷静に落ち着いて対処

フリーを終えて

――演技を振り返ってどうですか

鍵山 気持ちの準備っていうのはすごくできていたんですけど、悪いって思う部分も1つもなくて前半も落ち着いてできたかなと思います。アクセルに関してはまた改めて映像を見返して、原因を探ろうと思いますけど、その後も冷静に落ち着いて対処できたかなと思います。

――得点が出るまでは表情がこわばっているように見えました

鍵山 「ファイナルどうかな?」っていう思いがすごく強かったので合計得点が表示された時は、最初はちょっとわかんなかったんですけど、順位見た時に1位だったのですごくほっとしました。

――天を仰いでるように見えました

鍵山 滑りきって「ふぅ」みたいな感じ。よく頑張ったって思いと、今まで練習で転ぶっていうことがなかったので、ちょっとびっくりしたんですけど、それでも諦めずに最後までステップも踏めたので、そういうところで練習通りやることができて、ひとまずはほっとしています。

――同じプログラムですが、去年とは違う雰囲気があります

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。