【佐藤駿の言葉】フリップ?ルッツ? SPの正解模索で2年連続表彰台、昨年超えへ/4大陸

【上海(中国)=竹本穂乃加】昨年大会銅メダルの佐藤駿(19=エームサービス/明大)は本番までにショートプログラム(SP)の構成を決断する考えを示しました。4回転をフリップにするかルッツにするか。表彰台は射止めたものの、SPでミスがあった昨年の払拭(ふっしょく)も誓う今季最終戦。「いい答えを導き出したい」と最終調整に励みます。

フィギュア

<フィギュアスケート:4大陸選手権>◇30日◇上海オリエンタルスポーツセンター◇公式練習

公式練習に参加した佐藤駿(撮影・竹本穂乃加)

公式練習に参加した佐藤駿(撮影・竹本穂乃加)

SP構成を検討中

――中国に入ってからの調子を教えてください

佐藤 調子は良いとは言い切れない感じではあるんですけど、本番まで時間があるので、うまく調整できたらいいのかなと思ってます。

――練習の途中でもコーチと話されてると、あまり笑顔じゃない姿がありました

佐藤 良くないないわけじゃないんですけど、ショートの構成に関していろいろ悩んでて相談しててって感じですね。

――具体的には何を

佐藤 フリップがすごい調子がいいんですけど、フリップがエッジの部分で全日本でエラーがついてしまってたんで。ショートはルッツに変えようと思ったんですけど、2発目をルッツにするとなかなか練習からはあんまりハマってなくて。結構失敗する場面が多かったので、いったん構成を、ルッツを1発目にしてとかいろいろ考えて、ちょっと今やってます。あと何回か練習なので、そこで頑張って、いい答えを導き出せたらいいかなと思ってます。

到着が4時間遅れ…

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。