【三原舞依の言葉】日本女子最多タイ3度目の優勝へ「恐れ多くも…出し切る」/4大陸

【上海(中国)=竹本穂乃加】過去2度の優勝を誇る三原舞依(24=シスメックス)が、来季につながる試合へ意気込みを語りました。今季は足首負傷の影響で、今大会が3試合目。本来のジャンプに戻りつつあり、好相性の大会で浅田真央、村主章枝に並ぶ日本女子最多タイ3度目の頂点へ「出し切る」と誓いました。初の上海、ファンからのプレゼント、街並みにも心を躍らせました。

フィギュア

<フィギュアスケート:4大陸選手権>◇30日◇中国・上海オリエンタルスポーツセンター◇公式練習

公式練習に参加した三原舞依(すべて撮影・竹本穂乃加)

公式練習に参加した三原舞依(すべて撮影・竹本穂乃加)

右足首の現状は

―右足首の状態も含めて調子はいかがですか

三原 足のコンディションは、ずいぶん良くなってきていて、練習の中でも抑えながら練習というのが最近はなくなってきて、思いっ切り最後まで滑ることができてきているので。今シーズンの中での今回は3試合目になるんですけど、今までの滑りよりもレベルアップした力強い滑りをできたらいいなって思っています。

―ジャンプに高さが出ているように感じました。調子はいかがですか

三原 すごく言っていただけてうれしいです。かばいながらジャンプを跳んでいたのが、だいぶ自分のジャンプに戻ってきているので、あとは足とか体の状態というのを信じながら、自分のいいジャンプというのをショートは3本、フリーは7本、そろえられるように、あとは集中するだけだと思うので、本当に楽しみです。

―ジャンプは1日何本ぐらい跳ばれていますか

三原 あんまり数えたことはないんですけど、NHK杯までは、どのジャンプも5回は跳べたらいい方みたいな感じでやっていたんですけど。最近は数えないで、バンバンやっていけているので、その時に比べたら、本当に足の力も体幹とかも、今までの自分に戻ってきているので。あとは本当に、ここ一番の本番で出し切るということを、大切にやりたいです。

公式練習に参加した三原舞依

公式練習に参加した三原舞依

―全日本からの1カ月。体幹も含めて、もう1回鍛えてきたという感じですか

三原 滑っていない間も、足が痛い時はできなかったトレーニングも増やしながら、どこかがダメになっても、どこかでカバーできるように、本当にいろんなところを鍛えて。稼働域を広げたりとか、トレーナーさんに見てもらって。本当に細い筋肉、そこでバランスを取るというところも含めて、練習とトレーニングを積んできたので。どんな時でもできるようにしたいなと思っています。

―例えば、足が良くなったからできるトレーニングとは、どのようなものですか

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。