【鍵山優真の言葉】「守るものがない」「攻め切って優勝できればうれしい」/4大陸

【上海(中国)=竹本穂乃加】鍵山優真(20=オリエンタルバイオ/中京大)が初優勝を飾りました。

ショートプログラム(SP)で今季世界2位となる106・82点を記録した勢いに乗り、フリーでも200・76点。今季世界2位の合計307・58点をマークしました。五輪、世界選手権、グランプリ(GP)ファイナルを含めたシニアの主要国際大会では、初の金メダルを獲得しました。

フリーでは予告通りに4回転フリップを投入しました。成功とはなりませんでしたが、攻めの姿勢を貫徹。3月の世界選手権(18~24日、カナダ・モントリオール)へ向け、大きな弾みをつけました。

フィギュア

<フィギュアスケート:4大陸選手権>◇3日◇中国・上海オリエンタルスポーツセンター◇男子フリー

4大陸選手権 男子シングル成績


順位選手名SPフリー合計
1鍵山優真106.82200.76307.58
2佐藤駿99.20175.39274.59
3チャ・ジュンファン95.30177.65272.95
4山本草太94.44168.99263.43
5ボーヤン・ジン89.41167.48256.89
6ミハイル・シャイドロフ81.76163.04244.80
7ウェスリー・チウ83.50156.88240.38
8アンドリュー・トルガシェフ81.15156.05237.20
9ユードン・チェン78.74139.92218.66
10ローマン・サドフスキー72.44145.39217.83
11樋渡知樹75.39142.35217.74
12マキシム・ナウモフ67.61147.39215.00
13イム・ジュホン70.27141.13211.40
14チャ・ヨンヒョン72.43131.71204.14
15ドノバン・カリージョ67.66134.81202.47
16ディアス・ジレンバエフ64.51131.37195.88
17コンラッド・オーゼル65.07129.85194.92
18エドリアン・ポール・セレスティーノ62.86117.45180.31
19ラカト・ブラリン63.17114.72177.89
20ダイウェイ・ダイ66.04102.47168.51
21ダリアン・カプティッチ55.76110.65166.41
22ジェ・ジェン・ファン54.99103.35158.34
23ヒュン・ライ・ジャオ60.0688.99149.05
24ラップ・カン・ユェン54.0593.11147.16

攻めきって優勝

――金メダルを手にした実感はいかがですか

鍵山 素直に結果に対してすごくうれしく感じます。4回転フリップをしっかりと挑戦できたことについてはうれしく思います。こっちに来てから、すごく調子が良かったので、フリップを含めて。降りたかったなという思いがあったんですけど。でもその後もトーループやアクセルをまとめることができたので、そこは成長できた部分かなと感じます。

――4回転フリップは修正できるようなジャンプに見えました

鍵山 まだサルコー、トーループに比べたら、あらためて見直さないと分からないところがあると思いますが、全然悪くなかったと思います。しっかりと攻めた結果だと思います。そこは世界選手権へ追い込んでいきたいです。

――世界選手権でも優勝を狙っていけると思いますが、そこはどうですか

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。