【三浦佳生の言葉】宇野昌磨さん引退後の思い、ドハマリ「プロスピ」の今/全日本合宿

フィギュアスケートの全日本シニア合宿が6日、大阪・関空アイスアリーナで行われました。

昨季世界選手権に初出場した三浦佳生(19=オリエンタルバイオ/明治大)は新プログラムへの思いと、オフシーズンの新たな変化にも言及しました。

2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪(オリンピック)への足掛かりとなるシーズンを前に「三浦佳生の言葉」をお届けします。

フィギュア

<全日本シニア合宿>◇6日◇大阪・関空アイスアリーナ

笑顔の三浦佳生(左)と吉田陽菜(撮影・竹本穂乃加)

笑顔の三浦佳生(左)と吉田陽菜(撮影・竹本穂乃加)

-シニア合宿で感じたことを教えてください

三浦 例年通りの気持ちで、この合宿に臨んでいます。今回は講師にカート・ブラウニングさんが来ていらっしゃって、とてもユーモアがあって、面白い。動きながらスケートを楽しんでいるような感じがして「すごくいい期間になっている」と思います。

-今季のプログラムの曲名、振付師、テーマを教えてください

三浦 ショートは宇宙みたいな曲なんですけど(笑い)、振り付けはブノワ・リショーさんで、ブノワさんからは「このテーマは地球に飽き飽きとした人が宇宙に冒険にいく」みたいな。僕もなかなか解釈するのに時間がかかったプログラムなんですけど、謎めいた動きと、ストーリー性と、ブノワさんが作ってくれたすてきな動きを、自分のものにできるようにしたいと思います。フリーは「シェルブールの雨傘」にしているんですけど、そこはあまりしっくりきていないので、もしかしたら変えるかもしれないです。というのも、ジャンプをもともと6本のルール改正前の状態で振り付けをしていて、7本にして今、無理やりやっているんですけど、どうもしっくりこない。要検討というところです。振り付けはシェイリーン(・ボーン)さんで、ストーリー性も皆さんが知っている映画なので、もし滑るとなれば、そのストーリーを表現したいと思います。

創作ダンスを練習する三浦佳生(中央)と吉田陽菜(右)

創作ダンスを練習する三浦佳生(中央)と吉田陽菜(右)

-今季の目標と意気込みをお願いします

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。