【バレー新時代〈8〉】日鉄堺の松本慶彦43歳大ベテランが苦しむチームを分析

世界最高峰を目指す新国内トップリーグ「大同生命SVリーグ」。昨季6位の日本製鉄堺ブレイザーズは、開幕4連勝の後に、一転して10連敗と苦しんでいます。連敗の原因について、コーチ業も兼務するベテラン松本慶彦(43)に聞きました。

バレーボール

北島武監督(右から3人目)は、松本の2歳年下

北島武監督(右から3人目)は、松本の2歳年下

年下監督「自分たちのバレー取り戻せない」

日鉄堺は、11月29日まで行われた第8節サントリーとの2連戦を攻略できず、連敗記録が「10」となった。

開幕4連勝からの10連敗。

愛知や大阪Bなどの上位チームとの対戦が続いたとはいえ、新リーグの厳しさを痛感させられるスタートとなった。

今季から指揮を執る北島武監督(41)の目にも、厳しさが宿る。

サントリーにストレート負けを喫した第1戦直後の記者会見。

「なかなかここ数試合、自分たちのバレーが取り戻せない状況です。今日も先週から切り替えて、やるべきことはやってきたつもりですけど、試合でなかなか出せませんでした」

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。