【ノービスA便り】岡崎隼士「100点!」吉野咲太朗「キリッ」金沢純禾「島田選手」

フィギュアスケートの全日本ノービス選手権が10月21、22日、東京・ダイドードリンコアイスアリーナで行われました。

ノービスA(6月30日時点で満11~12歳)の男子では、1位から順に岡崎隼士(蒼明学院中等部)、吉野咲太朗(西武東伏見FSC)、松本悠輝(LYS)が表彰台入り。同じくノービスA女子では、1位から順に金沢純禾(木下アカデミー)、河野莉々愛(木下アカデミー)、大竹沙歩(MFアカデミー)がメダルを獲得しました。ここに女子4位の松浪ひかり(関空スケート)を加えた7人が、11月の全日本ジュニア選手権(17~19日、滋賀・木下カンセーアイスアリーナ)に出場します。

日刊スポーツ・プレミアムでは、全日本ノービス選手権も現地取材。ノービスAで表彰台入りした男女6人の声をお届けします。 

フィギュア

〈10月21、22日 全日本ノービス選手権:ノービスA編〉

岡崎隼士

吉野咲太朗

松本悠輝

金沢純禾

河野莉々愛

大竹沙歩

岡崎 隼士

<男子>1位 106・73点(12=蒼明学院中等部)

――優勝した心境と演技の振り返りについてお聞かせください。

岡崎 優勝した時はとてもうれしかったです。今日の演技は、自分が今できる全てができたと思うので、良かったと思います。

――この1年間はどんなところが成長しましたか。

岡崎 いろいろジャンプが跳べるようになって、とても良くなったと思います。

――スケーティングや表現も丁寧になった印象を受けました。練習ではどんなことを気をつけていますか。

岡崎 指先まで伸ばすことや、全てに気を使って滑ることをやっています。

――そのために参考にしたスケーターはいますか。

岡崎 はい。高橋大輔選手の演技や羽生結弦選手の演技です。

――ノービスBで初めてブロック大会で優勝した時には「五輪で2回勝ちたい」と仰っていました。今の目標は何ですか。

岡崎 五輪で良い結果を残したいと思っています。

――ノービスの4年間でその目標へどう近づけたと感じていますか。

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。