【三原舞依の言葉】「スケート人生をたくさん思い返して、この怪我でまだ終われない」/NHK杯SP

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯>◇24日◇大阪・東和薬品RACTABドーム◇女子ショートプログラム(SP)

昨季グランプリ(GP)ファイナル覇者の三原舞依(24=シスメックス)がSPで62・82点の4位となりました。

右足首の故障の影響で第4戦中国杯を欠場した中、自己最遅となったシーズン初戦で全3本のジャンプを着氷。「シーズン初戦としてはポジティブに良かったと捉えたいです」と目を細めました。

気持ちが沈むこともあったといいますが、中野園子コーチらからの言葉も力に変え、リンクへ立ちました。SP直後の「三原舞依の言葉」をお届けします。

フィギュア

NHK杯 女子シングルSP成績


順位選手名SP
1リンゼイ・ソーングレン68.93
2ニーナ・ピンザローネ63.44
3イ・ヘイン62.93
4三原舞依62.82
5アバ・マリー・ジーグラー62.04
6ウィ・ソヨン60.63
7キム・イェリム59.33
8青木祐奈58.28
9リア・セルナ56.85
10アナスタシア・グバノワ55.80
11樋口新葉52.18
12リンゼイ・ファン・ズンデルト43.46
女子SPの演技前、中野コーチ(右)と言葉を交わし笑顔を見せる三原

女子SPの演技前、中野コーチ(右)と言葉を交わし笑顔を見せる三原

女子SPで演技する三原

女子SPで演技する三原

女子SPの演技を終え笑顔を見せる三原

女子SPの演技を終え笑顔を見せる三原

積み重ねた経験、滑走中の判断

11月24日 SPを終えて

――公式練習では3本目の3回転ルッツにセカンドトーループを構成でしたが、本番では2本目の3回転フリップに2回転をつけました。それはリンクインする前ではなく、滑りながら決めたんですか。

三原 フリップに入るまでの滑走のところで決めました。

――そのオプションをする練習はしていますか。

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。