【鍵山優真の言葉】「2人の先生の声かけで落ち着いた」今季世界最高/NHK杯SP

<GPシリーズ NHK杯>◇24日◇大阪・東和薬品RACTABドーム◇男子SP

22年北京五輪銀メダルの鍵山優真(20=オリエンタルバイオ/中京大)が今季世界最高となる105・51点で首位発進しました。冒頭の4回転サルコーは軸がわずかにブレながらも着氷で大きな加点を稼ぎ、続く4回転トーループ――3回転トーループも決め、複雑な振り付けでの曲との調和も見事。技術点を大きく積み上げ右拳でガッツポーズも見せました。高揚感あふれるSP後の言葉をお届けします。

フィギュア

NHK杯男子シングルSP成績


順位名前SP
1鍵山優真105.51
2宇野昌磨100.20
3ルーカス・ブリッチギー86.42
4カムデン・プルキネン86.40
5デニス・バシリエフス82.14
6ミハイル・セレフコ81.31
7ニカ・エガーゼ81.30
8ガブリエレ・フランジパーニ78.20
9アレキサンドル・セレフコ75.85
10リュック・エコノミド74.24
11ウェスリー・チウ72.02
12壷井達也64.63
男子SPで演技する鍵山

男子SPで演技する鍵山

男子SPで演技する鍵山

男子SPで演技する鍵山

男子SPの演技を終えガッツポーズする鍵山

男子SPの演技を終えガッツポーズする鍵山

男子SPの演技を終えた鍵山(左)をタッチで迎えるコストナー・コーチ

男子SPの演技を終えた鍵山(左)をタッチで迎えるコストナー・コーチ

4回転2本の練習積み重ね

SPを終えて

――今季の世界最高得点になります。

鍵山 全然気にしてなかったんですけど。でも、本当に今日はしっかりまとめれるようにっていう部分を1番意識してやっていたので、その結果が105点っていう評価を得れたので、すごく嬉しく思います。フランスの課題だった下の演技の点数を全部9点台揃えることができたので、それが何より嬉しかったのと、レベルもしっかり4全部取れたので、そこが今回の収穫だったんじゃないかなって思います。

――第2グループの第1滑走っていうところは特に気にならずにいけましたか。

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。