【三原舞依の言葉】「心の奥まで入った」6練での声援とハグに感謝/NHK杯一夜明け

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯>◇11月26日◇大阪・東和薬品ラクタブドーム◇エキシビション

自己最遅となるシーズン初戦に臨んだ三原舞依(24=シスメックス)が、合計172・64点で8位となりました。

26日のエキシビション前に取材対応。右足首の痛みを抱えながらの演技を終え、ファンの温かい声援に感謝があふれました。全日本選手権前に試合を経験したことで、確かな収穫もありました。

NHK杯を振り返る「三原舞依の言葉」をお届けします。

フィギュア

NHK杯 女子シングル成績


順位名前SPフリー合計
1アバ・マリー・ジーグラー62.04138.46200.50
2リンゼイ・ソーングレン68.93129.80198.73
3ニーナ・ピンザローネ63.44131.22194.66
4イ・ヘイン62.93123.86188.95
5青木祐奈58.28126.18184.46
6アナスタシア・グバノワ55.80128.52184.32
7キム・イェリム59.33123.86183.19
8三原舞依62.82109.82172.64
9樋口新葉52.18113.51165.69
10ウィ・ソヨン60.6397.52158.15
11リア・セルナ56.8599.19156.04
12リンゼイ・ファン・ズンデルト43.4682.36125.82

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エキシビションの演技

エキシビションの演技

エキシビションの演技

エキシビションの演技

エキシビションの演技を終え、笑顔でポーズ

エキシビションの演技を終え、笑顔でポーズ

「ケガだからおやすみ
ってわけにもいかない」

フリー翌日の一夜明け取材

――いろいろな決断があった中でのNHK杯だったと思います。出場されてどんな気持ちになりましたか。

三原 今回出ると決意して、試合に強い気持ちで臨むことができたことはこれからにすごく生きてくると思います。今までのような練習が積めていない中、最後までいろいろなことを考えながら滑ることができて、ここまで十数年間、スケートしてきたものの経験がすごく生きた試合でもあったかなって思います。まず何よりも滑り切れたことは沢山の応援の力のおかげでやり切ることができたというのが一番大きくあるので、本当に感謝の思いがあります。

――今までも強力にバックアップしてくださった先生方だったかと思いますけど、特にフリー終わった後には強烈なハグもありましたね。

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。