【チームココの言葉】「あずしん」「さらあつ」賑やかモントリオール/NHK杯まとめ

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯>◇大阪・東和薬品ラクタブドーム◇アイスダンス

小松原美里(31)尊(ティム・コレト=32)組がNHK杯に臨み、合計167.61点で9位となりました。

リズムダンス(RD)では悔しさが残りましたが、フリーダンス(FD)では自己ベストまで0.58点差に迫る演技を披露。若手カップルとの競演となる全日本選手権へ、収穫と課題を得ました。

10月下旬の西日本選手権では今年5月に引退した高橋大輔さんとも交流。拠点とするカナダ・モントリオールでは、田中梓沙、西山真瑚組や岸本彩良、田村篤彦組らと切磋琢磨しています。チームココの言葉をお届けします。

フィギュア

NHK杯 アイスダンス成績


順位選手名RDFD合計
1ライラ・フィアー / ルイス・ギブソン84.93130.26215.19
2シャルレーヌ・ギニャール / マルコ・ファッブリ85.27129.29214.56
3アリソン・リード / サウリウス・アンブルレビシウス78.71118.15196.86
4ユーリア・トゥルッキラ / マティアス・ベルスルイス74.66116.35191.01
5ロワシア・ドムジョ / テオ・ル・メルシエ73.58114.18187.76
6エミリー・ブラッティ / イアン・ソマービレ71.47111.96183.43
7マリー=ジャード・ローリオ / ロマン・ルギャック71.35104.91176.26
8ロレイン・マクナマラ / アントン・スピリドノブ65.65102.19167.84
9小松原美里 / 小松原尊64.12103.49167.61

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リズムダンスの演技

リズムダンスの演技

リズムダンスの演技を終え見つめ合う

リズムダンスの演技を終え見つめ合う

フリーダンスの演技

フリーダンスの演技

フリーダンスの演技を終え見つめ合う

フリーダンスの演技を終え見つめ合う

エキシビション

エキシビション

「GOEをいただくには、もったいない…」

11月24日 RDを終えて

――演技を終えた感想はいかがですか。

美里 たくさんの日本の国旗と、チームココのバナーを掲げて下さりました。ミスをしてしまいましたが、力を出すことができたと思います。ありがとうございました。

 とっても心の底からありがたい気持ちを伝えたいなと思っていますし、今日は今季初めての国際大会で、いろんなミスがあったんですけど、演技に関してはとても楽しくて、今から1歩1歩シーズンの最後まで頑張りたいなと思います

――どのようなミスがありましたか。

美里 ステップシークエンス自体は西日本と同じレベルだったと思うんですけど、国際試合の方がジャッジが少し厳しいので、それはOKラインで。リフトが少し長くなったあと、Pstとパターンダンスのところなんですけど、そこが少しずつ音がずれて、2人でなんとかごまかしながら滑ったと。経験値があるから崩れなかったですけど、プラスでGOE(出来栄え点)をいただくには、少しというか、かなりもったいないことをしたと思います。

 リフトは自分のミスがあったと思いますし、2番目のツイズルも多分少しだけ止まっちゃいました。調子が良かったのに集中できなかったかもしれない。少しだけ自分の集中にミスがあったなと思っています。ローテーショナルリフトは多すぎたので、ちょっと残念な気持ちです。

――これまでの経験は生かせましたか。

美里 公式練習でもそうなんですけど、一度ミスがあったあとに、ズルズルと引きずっていかなくなったなというところ。ツイズルが終わった後に反対側で終わっていたとしても、2人でステップを作りながら次にいく作業ができるようになったことは、すごく成長したなと思います。

 パフォーマンスに関しては、ほんとに良かった。最初からストーリーを作るのが、チームココの強みだと思いますし、ダイアゴナルステップとか、曲とあったところは今日はできたと思っています。

――西日本選手権を終えてどのようなことをブラッシュアップしてきましたか。

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。