【吉田陽菜の言葉】落ち込まず、自分を信じてフリーへ／GPファイナルSP

＜フィギュアスケート：グランプリ（GP）ファイナル＞◇8日◇中国・北京◇女子ショートプログラム（SP）

初出場の吉田陽菜（はな、18＝木下アカデミー）は60・65点の4位で出ました。冒頭、トリプルアクセル（3回転半）に挑戦。世界の上位6選手が出場できる大会で唯一、SPに盛り込んだ大技でしたが、惜しくも転倒しました。転倒が2回あっても、落ち込みすぎていない理由とは－。今大会に懸ける思い、意味づけを【言葉】で示しました。

フィギュア

藤塚大輔

藤塚大輔

GPファイナル女子シングルSP成績


順位選手名SP
1坂本花織77.35
2ルナ・ヘンドリックス73.25
3ニーナ・ピンザローネ66.72
4吉田陽菜60.65
5住吉りをん58.63
6イサボー・レビト56.53

SPを終えて

――滑り終えて。転倒も2個ありましたけれども

吉田　まあ、転倒が2個あった割には、点数は出たかなと思うんですけど、全然、納得はしてなくて悔しいので、 明日はしっかり、自分でつかんだこのチャンスを意味のあるものにできるように、今できることを精いっぱい頑張りたいです。

――アクセルは、やはり踏み出しの段階から、ちょっと曲がっちゃった感じですかね

吉田　踏み切りは全然、完璧ではなかったんですけど、降りられる範囲内だったかなと思うので、 明日は絶対に決めるぞって気持ちで、強い気持ちでいきたいです。

女子SPの演技に臨む吉田

女子SPの演技に臨む吉田

――トーはどういう感じ。ここのところ成功していたなと

吉田　流れが少しなかったかなと思うんですけど、跳べないジャンプではなかったので、まあ弱い部分が出てしまったかなと思います。

――緊張感は強かったんですか

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藤塚大輔Daisuke Fujitsuka

Gifu

岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部（野球以外の担当）所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。