【坂本花織の言葉】「ラッキーセブン(笑い)77で。いい感じ」/GPファイナルSP

世界選手権2連覇中の坂本花織(23=シスメックス)が今季世界最高の77・35点で首位発進し、初優勝へ大きく前進しました。過去2度はフリーで失敗があり、開口一番も喜びよりも気を引き締めるせりふから。改善してきたステップシークエンスにも手応えをみせ、頂点へまい進します。現地から届いた演技直後の言葉です。

フィギュア

GPファイナル女子シングルSP成績


順位選手名SP
1坂本花織77.35
2ルナ・ヘンドリックス73.25
3ニーナ・ピンザローネ66.72
4吉田陽菜60.65
5住吉りをん58.63
6イサボー・レビト56.53

今季世界最高の77・35点

SPを終えて

――さすがという滑りでした

坂本 ここまではやっぱ今までのファイナルでもできてたので、ほんとにここからだなっていう気持ちが今はあります。

女子SPの演技を終え、あいさつする坂本

女子SPの演技を終え、あいさつする坂本

――最後の表情は

坂本 レイバック(スピン)までは良かったんですけど、ステップの最初のバレージャンプでバランス崩してから、フラフラ、フラフラしてて。最後のスピンもちょっとミスしちゃったんで、ちょっと惜しかったなって感じなんですけど。でもジャンプは、今日はすごいベストなジャンプができたかなと。

――今季世界最高点です

坂本 いい数字ですよね。ラッキーセブン(笑い)77で。いい感じ。

――ステップもレベル4

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。