【鍵山優真の言葉】「解像度をもっと高くしていく」/GPファイナルフリー

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)ファイナル>◇9日◇中国・北京◇男子フリー

GPファイナル初出場の鍵山優真(20=オリエンタルバイオ/中京大)が、フリー184・93点の合計288・65点を記録し、3位に入りました。出場権をつかんでいた2021年はコロナ禍で中止。ようやく出場を果たした大舞台でハイレベルな戦いを目の当たりにし、全日本選手権(12月20~24日、長野)へ奮起しました。

フィギュア

GPファイナル男子シングル成績


順位選手名SPフリー合計
1イリア・マリニン106.90207.76314.66
2宇野昌磨106.02191.32297.34
3鍵山優真103.72184.93288.65
4アダム・シャオ・イム・ファ88.36189.92278.28
5三浦佳生94.86166.67261.53
6ケビン・エイモズ93.20126.71219.91

ミスから冷静になれた

フリーを終えて

――サルコーは珍しいミスかと思いますが

鍵山 練習でほんとミスることがなかったので、ちょっと予想外だったんですけど、その後冷静に…。ミスしたからっていうのもちょっとあれですけど、逆に冷静になれたので、サルコー以外は良かったと思います。

――銅メダル獲得についてはいかがですか

鍵山 結果はどうあれ、やっぱり一番やってはいけないミスをしてしまったのがすごく悔しかったので。ノーミスをした上でのメダルだったらすごく嬉しいんですけど、やっぱりショートも良かったのでその分、やっぱりすごく悔しくて。その悔しさを残したまま帰るのはあれなんですけど、でも、そんなくよくよしてる時間はないので、次の試合に向けて頑張りたいなと思います。

男子フリーの演技に臨む鍵山

男子フリーの演技に臨む鍵山

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。