【住吉りをんの言葉】「すごく学びが多い試合になった」/GPファイナルフリー

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)ファイナル>◇9日◇中国・北京◇女子フリー

初出場の住吉りをん(20=オリエンタルバイオ/明治大)はフリー121・76点、合計180・39点で6位となりました。

フリーでは朝の公式練習で着氷させていた4回転トーループに挑みましたが、足の位置がかみ合わずに失敗。ただ、その後は確実に滑りきり、成長も示しました。

初の大舞台を終え、課題と収穫を手にしました。この経験を12月末の全日本選手権(21~24日)、後半シーズン以降へとつなげていきます。

フィギュア

GPファイナル女子シングル成績


順位選手名SPフリー合計
1坂本花織77.35148.35225.70
2ルナ・ヘンドリックス73.25130.11203.36
3吉田陽菜60.65142.51203.16
4ニーナ・ピンザローネ66.72128.19194.91
5イサボー・レビト56.53135.33191.86
6住吉りをん58.63121.76180.39

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自分が置きたかった右足の位置

フリーを終えて

――お疲れ様でした。トーループ以外はしっかりとまとめた演技と感じましたが、ご自身の感触はいかがですか

住吉 手応えとしては、トーループ以外をまとめられたことがすごく自分の成長になったと思います。手応えのある演技ができましたが、トリプルトー判定になっていることに全く想像もせずやってしまいました。練習の中でもトリプルトーになる失敗が全くないので、それに対するリカバリーの練習をしてこなかったことが、今回点数が伸びなかったことにつながったのでそこが悔しいです。

女子フリーの演技を終え、あいさつする住吉

女子フリーの演技を終え、あいさつする住吉

――4回転トーループは6分間練習からもあまり感覚がつかめていなかったと感じましたが、そこはどうでしたか

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。