【吉田陽菜の言葉】駆け上がったシニア1年目「やっと今、成果が」/GPファイナル一夜明け

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)ファイナル>◇10日◇中国・北京◇エキシビション

初出場で銅メダルを獲得した吉田陽菜(はな、18=木下アカデミー)が一夜明けて現地でのインタビューに応じました。シニア1年目でGPシリーズ初優勝など駆け上がるいまの心境は―。練習拠点での過ごし方なども聞きました。

フィギュア

GPファイナル女子シングル成績


順位選手名SPフリー合計
1坂本花織77.35148.35225.70
2ルナ・ヘンドリックス73.25130.11203.36
3吉田陽菜60.65142.51203.16
4ニーナ・ピンザローネ66.72128.19194.91
5イサボー・レビト56.53135.33191.86
6住吉りをん58.63121.76180.39

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GPシリーズ3戦で技術点トップ

フリー翌日の一夜明け取材

―――晩明けて

吉田 実感はあまりないんですけど、すごいうれしい気持ちと結構やり切った気持ちが。

――昨日、技術点だと全体トップでした

吉田 技術点で自分は結構稼いでるので、しっかり自分ができることはできて、今出せる点数はしっかり出せたかな。

フィギュアスケートGPファイナル女子3位から一夜明け、報道陣に対応する吉田

フィギュアスケートGPファイナル女子3位から一夜明け、報道陣に対応する吉田

――全日本選手権に向けてもいい弾みになりましたね

吉田 自信にもなりましたし、早くちょっとフリーそろえたいなっていう気持ちはあります。

――技術点トップはグランプリシリーズ3戦ともです

吉田 アクセル以外のジャンプのミスが去年よりも減ったり、回転不足も少し減ったのが、技術点が上がった一因でもあるので。そこはしっかり練習の成果が出てるかなと思うのですごいうれしいんですけど。まだPCSを伸ばせると思うので、しっかりそこを伸ばしてシニアのほかの選手と同じぐらいのPCSを出せるようになれば、しっかり技術点も稼いでってなるともっと点数が出ると思うので、もっと伸びしろがあるかなと思います。

――ジャンプでアクセルとその他の意識の比重は

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。