【島田高志郎の言葉】宇野昌磨さん、デニスとの友情「そりゃ仲良くなる」/現地限定

【アレン=藤塚大輔】3季連続4度目のGPシリーズを6位で終えた島田高志郎(23=木下グループ)が、フリーから少し時間を空けて取材に応じました。

演技を改めて振り返った上で、昨季限りで現役を引退した宇野昌磨さんや、今大会に出場したデニス・バシリエフス(ラトビア)との友情を詳しく語りました。

会場で話を聞くメディア限定の取材内容を「島田高志郎の言葉」として、お届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカ>◇10月20日(日本時間21日)◇テキサス・アレン

男子フリーの演技を終え、キスアンドクライでコーチと話す島田高志郎(右)(共同)

男子フリーの演技を終え、キスアンドクライでコーチと話す島田高志郎(右)(共同)

「思う存分、頼らせていただいている」

―フリーから少し時間がたちました。「もうちょっとできたら」というのはありますか

ありまくりです。収穫が今回はやっとあったというか。昨年のGP2戦、全日本、今年の東京ブロックと、どうしても次につながる感覚が得られなかったんですけど、今回はちょっと晴れやかというか。悪かったは悪かったですし、次に向けてと言えばいいのかという話ではありますが、次に向けてポジティブな意味で言えるかなと。なんか変な気持ちではあります。

フリーの演技をする島田高志郎(共同)

フリーの演技をする島田高志郎(共同)

―シングルでの時間が限られてきている思いもありますか

もちろんそれもないとは言い切れないですが、自分自身ではやりたいことがまだまだ生涯たくさんある中、いつか自分で納得できる日というか、ある程度の指標は決めていて。今はゴールが自分の中で設定できたからこそ、すごく楽しめています。やっぱりゴールがないまま進むのって、すごく難しいので、そこが明確になったことが、今は一瞬一瞬を楽しむ目的につながっているのは確かにあります。

男子フリーの演技を終え、観客の声援に応える島田高志郎(共同)

男子フリーの演技を終え、観客の声援に応える島田高志郎(共同)

―宇野昌磨さんがチームから抜けたことについてはどうですか

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。