【山本草太の言葉】「なんで本番で出来るの?」問いへの答え/現地限定

山本草太(24=中京大)が、自信を胸に挑みます。

公式練習では4回転―3回転の連続トーループや4回転サルコーなどを中心に確認。ジャンプを次々と着氷させ「上り調子になってきた」と手応えを口にしました。今大会の会場は、通常のリンクよりもショートサイドがやや短め。練習拠点の中京大だけでなく、名古屋市内の大須スケートリンクでも練習を積み、対策を重ねてきました。

前回王者として迎えるスケ―トカナダ。現地メディア限定の取材内容を「山本草太の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ>◇10月24日(日本時間25日)◇カナダ・ハリファクス◇男子公式練習

フィギュアスケートGPシリーズ スケートカナダの公式練習後に参加した山本(撮影・藤塚大輔)

フィギュアスケートGPシリーズ スケートカナダの公式練習後に参加した山本(撮影・藤塚大輔)

「本番会場に入って、上り調子に」

前日練習を終えて

―公式練習では良い感触で跳べましたか

そうですね。日本での練習では散々で。(別会場で行われた)昨日の非公式の練習でも日本と同じような感触で、笑えるような調子だったんですけど。今日は本番会場に入って、ちょっと上り調子になってきたかなと思います。本当に練習はしてきたので、自分を信じて最後まで思い切ってやります。

―「笑えるような調子」とはどういうことですか

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。