【吉田陽菜の言葉】アリサ・リュウと6年ぶり再会「信じられない」喜び/現地限定 

昨季世界選手権を経験した吉田陽菜(19=木下アカデミー)が、ショートプログラム(SP)4位発進となりました。

2位のアリサ・リュウ(19=米国)とはノービス時代からの友人。22年世界選手権銅メダル後に1度は引退し、今季復帰した友との競演を喜びました。

前日の公式練習後も合わせた現地取材メディア限定のやりとりを「吉田陽菜の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ>◇10月25日(日本時間26日)◇カナダ・ハリファクス◇女子ショートプログラム(SP)


順位選手名SP
1坂本花織74.97
2アリサ・リウ67.68
3キミー・レポンド66.94
4吉田陽菜65.32
5マデリン・シーザス65.28
6エリス・リン・グレイシー58.64
7カイヤ・ライター57.66
8キム・イェリム56.12
9サラ・モード・デュピュイ54.15
10松生理乃52.31
11ウィ・ソヨン47.86
12エカテリーナ・クラコワ47.31

フリーにつながる演技

SPを終えて

―演技を振り返っていかがですか

ルッツトーの着氷は乱れてしまったんですけど、しっかり最後まで集中していて、1個目のルッツも回ってたので。ルッツトーもあと少しかなと思うので、このまま練習も頑張りたいなと思います。

女子SPで演技を披露する吉田(撮影・藤塚大輔)

女子SPで演技を披露する吉田(撮影・藤塚大輔)

―得点が出た時は少しホッとした顔に見えました

もっと出したいところではあるんですけど、ショートでしっかりフリーにつながる演技をするっていうのが一番大事なところなので。とりあえず明日につながる演技ができて安心しました。

女子SPで演技を披露する吉田(撮影・藤塚大輔)

女子SPで演技を披露する吉田(撮影・藤塚大輔)

―昨季はSPで苦労したと思いますが、この点数は上々ですか

本当は70点とか目指してはいきたいんですけど、去年のグランプリを振り返ってみたら「去年よりは高い点数だな」ってさっき思いました。少しずつ前に進めてるんじゃないかなって思います。

―顔をしかめたのは、どのような思いからですか

ルッツの感覚が結構良かったので「絶対いける」って思ったんですけど。ちょっと早く開いてしまったりして乱れてしまったので、ちょっとそこは悔しいなって思います。

女子SPで演技を披露する吉田(撮影・藤塚大輔)

女子SPで演技を披露する吉田(撮影・藤塚大輔)

―明日につながると思いますが、逆にアリサ・リュウ選手が1番滑走で高得点を出したことは、どう捉えていましたか

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。